インテルのブロゾビッチ photo/Getty Images

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ロメル・ルカク、ラウタロ・マルティネスの強力2トップ、最終ラインを束ねるDFステファン・デ・フライなど、彼らは現インテルのベストプレイヤーと言ってもいいだろう。

しかし、インテルMFマティアス・ベシーノが考えるチームのベストプレイヤーは他にいる。何とも「いぶし銀」なチョイスだが、ベシーノが絶賛したのは中盤の底でバランスを取るMFマルセロ・ブロゾビッチだ。

「僕の考えでは、ブロゾビッチがチームのベストプレイヤーだと思う。彼はスペシャルな男だよ。おそらく彼は現実とは異なる景色を見ているのだろう」

英『Squawka』によると、ベシーノはこのようにコメントしている。同じ中盤の選手だからこそ、ブロゾビッチの凄さが分かる部分もあるのだろう。同メディアはデータも紹介しているが、確かにブロゾビッチの記録は見事だ。

今季のブロゾビッチは中盤の底から1411本のパスを成功させており、これはセリエAで3番目に多い数字だ。さらにアシストも5つ記録し、守備の方ではタックル数56回、インターセプト数32回と中盤の底で信頼できるフィルター役にもなっている。

ルカクやラウタロに比べると地味に映るが、アントニオ・コンテ率いるインテルに欠かせぬ存在と言えよう。チームで最も好不調の波が少ない選手と言ってもいいはずで、その貢献度はもっと評価されるべきか。

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