プロ野球・ヤクルトなどの監督を務めた関根潤三さんがきのう9日(2020年4月)、老衰のため亡くなった。93歳。フジテレビの「プロ野球ニュース」で解説をしていたこともあって、司会の小倉智昭も「縁が深かった」としみじみした口調で人となりを語った。

関根さんは東京出身で、法政大からピッチャーとして近鉄に入り、のちに野手に転向して、ピッチャーで65勝、バッターで1137安打という記録を残した。ピッチャーと野手の両方でオールスターゲームに出場した二刀流の草分けだった。

引退後は、大洋とヤクルトで監督を務め、若手の育成で優れた指導力を見せた。巨人で二軍監督も務めて、長嶋茂雄監督を支えた時期もあった。

小倉智昭「私も懇親草野球でバッターに立ったけど打てなかった」

小倉「大往生だったと思います。私はニッポン放送で仕事をしていたもんで、お付き合いもありました。印象的だったのは、30年くらい前、ニッポン放送の解説者と社員との野球の懇親試合があって、最後にピッチャー関根が出てきたんです。緩い球を投げるんですが、これが打てなかった」「優しい人で、口調でもわかりますが、解説も分かりやかった。素晴らしい人でした」

面識があったという中瀬ゆかり(編集者)「プロ野球ニュースでも、穏やかで理知的な紳士でしたね」

山田秀雄(弁護士)「元祖二刀流で、ヤクルトを強くしたという印象があります」