新型コロナウイルス感染の治療薬として「アビガン」が注目されているが、実際に有効性はどうなのか。新型インフルエンザの治療用に2014年に富士フィルム系の富山化学が開発し、「ウイルスの増殖を防ぐといわれています」と司会の羽鳥慎一が伝えた。

インフルエンザには1人40錠(最長5日間)、コロナウイルスには1人120錠(14日間)の投与で効果があるという。これまでの症例では、酸素吸入が必要な状態だった60代男性に発症5日後に投与すると、すぐに解熱が始まり、食事摂取量も改善した。80代女性は発症11日後に投与し、数日で熱が下がり食欲も戻ったという。

自宅待機や軽症者は投与対象外

コンゴでエボラ出血熱の治療にあたった「リチャード・カシンスキー・江東メディカルタワー」総院長は、「まだ観察研究の段階ですが、一定の効果は期待できます。僕の母親がもしかかったら、100%躊躇せずに内服してもらいますね」と話す。

副作用も強いので、妊婦や妊娠可能性のある人には使えない。安倍首相は120の投与例を挙げたが、自宅や軽症者用ホテルでの投与は認められていない。いつごろ一般的に使えるのかはまだはっきりしない。

白鴎大学の岡田晴恵教授「新型コロナウイルスに対するカードの一つとして考えられます」

羽鳥「この危機的状況の中では、一つの安心材料ではあります」