経済誌『フォーブス』は2020年版の世界の大富豪番付を発表。これは保有資産額が10億ドル(約1,100億円)を超えた人をランキングしたもの。カイリー ・ジェンナーが昨年に続いて最も若い億万長者としてエントリーした。1位はアマゾンの最高経営者ジェフ・ベゾス。資産額は昨年から180億ドル(約1兆9,600万円)減少したけれどそれでも1,130億ドル(約12兆3,000億円)。3年連続のトップとなった。ちなみに資産がここまで減少したのは離婚に伴い前妻に財産分与したことが理由。2位はマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツで980億ドル(約10兆6,000億円)。

ちなみに番付に入っている大富豪で30歳以下の人物は10人。そのうち7人は親からの資産を相続した人で、叩き上げで財をなしたのは3人だけ。決済システム「Stripe」の共同創設者ジョン・コリンソン、「スナップチャット」の共同創設者でミランダ・カーの夫のエヴァン・スピーゲル、そしてカイリーである。

カーダシアン&ジェンナー家の出身で、両親も姉妹も有名セレブのカイリーが叩き上げかどうかは意見が分かれるところ。でも雑誌『フォーブス』は「カイリー は著名な家族から多大な支援を受けているけれど、事業は相続していない。彼女が作り上げたものだ」と説明、一代で財をなしたと見なしている。最近では新型コロナウイルス感染症の蔓延を阻止するための活動として、カリフォルニアの病院に100万ドル(約1.1億円)を寄付、自分のスキンケアブランドでハンドサニタライザーの生産を始めると発表したカイリー 。アメリカの実業家には欠かせないチャリティ活動にも取り組んでいる。これからどんな経営者として成長していくのか楽しみにしたい。

text: Yoko Nagasaka