「とり肉とこんにゃくのオイスター炒め」/料理:吉田瑞子 撮影:原ヒデトシ

写真拡大

お肉の中でも安価なとり肉は、クセがなくどんな食材ともよく合う優等生。冷凍すれば日持ちするのも使いやすいポイントですよね。もし今日の夕飯を何にするか決まっていないなら、10分で作れるとりもも肉を使った炒めものはいかがでしょうか? サッと炒め合わせるだけで、しっかりとした味つけの主菜がすぐに用意できますよ。

【画像を見る】さっぱりとした塩しょうが味♪「とり肉とブロッコリーの中華炒め」/料理:堤人美 撮影:石川美香

■ とり肉とこんにゃくのオイスター炒め

【材料・2人分】

とりもも肉 1枚(約200g)、にんじん 1/2本、こんにゃく 1枚(約220g)、合わせ調味料(酒 大さじ1、オイスターソース、砂糖 各小さじ2、しょうゆ 小さじ1、とりガラスープの素 小さじ1/2、塩、こしょう 各少々、水 1/4カップ)、水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ1、水 小さじ2)、塩、こしょう、サラダ油、ごま油

【作り方】

1. とり肉は3〜4cm角に切り、塩、こしょう各少々をふる。にんじんは一口大の乱切り、こんにゃくは一口大にちぎる。にんじん、こんにゃくは、それぞれ熱湯でさっとゆでてざるにあける。

2. フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、とり肉を焼く。途中で出た脂をペーパータオルでふき、返して全体にこんがりと焼く。

3. にんじん、こんにゃくを加えて炒め、全体に油がまわったら合わせ調味料を加える。ひと煮立ちしたら、水溶き片栗粉を回し入れる。とろみがついたら、ごま油少々を回し入れ、器に盛る。好みで、万能ねぎの斜め薄切りを散らしても。

(1人分296Kcal、塩分2.4g)

一口サイズの具材をオイスターソースなどの調味料で炒めた中華風の一品です。とりもも肉から出た脂をペーパータオルでふき取るのが、臭みとべたつきを抑えるコツ。お好みで万能ねぎの斜め薄切りを散らすと風味よく仕上がります。

■ とり肉とブロッコリーの中華炒め

肉の皮目に焼き色がついた状態が、上下を返すタイミング。野菜を加えて蒸し焼きにし、素材のうまみをしっかりと引き出しましょう。

■ とり肉の黒酢しょうが焼き

とりもも肉は食べやすいように1.5cm幅のそぎ切りに。繊維を短く切るので、食べたときに筋が口に残りません。

■ とりの梅みそ照り焼き

梅干しはあらかじめ種を除き、包丁で粗くたたいておくと調理がスムーズに進みます。とり肉は皮目を下にしてフライパンに入れて、こんがりと焼き色がつくまで焼くこと。

■ 焼きとり風炒め

調理する際には食材を焼く順番を守るのが大切。野菜ととり肉を順に焼いたら、調味料を加えてから野菜を戻し入れてください。

とりもも肉は他の部位より筋肉質で、ややかたく味にコクがあるのが特徴です。炒めもの以外にもさまざまな料理に活用できるので、レシピや下処理の方法をきちんと覚えておきたいところですね。(レタスクラブニュース)