「レギュラー争いを前向きに捉える」と意欲を押し出す点取屋|小林悠(川崎フロンターレ/FW)
「コロナ騒動がいつ収まるかは分かりませんけど、サポーターも楽しみにしていれくれると思うし、早く再開できるようになって、皆さんを喜ばせるいい試合をしなきゃいけないと思うんです。僕がフロンターレ2年目だった2011年も東日本大震災で中断がありましたけど、等々力競技場での再開試合のベガルタ仙台戦は本当にすごかった。僕らは負けましたけど、仙台の選手に拍手を送りたいというか、それくらい気持ちのこもったいい試合だった。ああいう戦いをまた見せたいですよね」と彼は力強く先を見据えた。
サッカーに携わるすべての人々の努力がなければ、彼らがピッチで躍動する姿を見ることも、川崎のJ1王者奪回もそう簡単には叶わない。そこは今一度、しっかりと肝に銘じたいものである。