「おにぎり」くん(左)、「たくあん」くん(右)(藤本さん愛猫)
<みきーるの女子マインド学>

 春なのに外出もままならず、家でため息をついている……。そんなとき、私はネットで猫の写真を見るとなごむのですが、ふと気づいたことがあります。それは、猫ちゃんたちの名前の“ある共通点”!

「なんか、食べ物の名前がついたコが多いような……?」

 そう、食べ物、とりわけ“食事系”の名前がついた猫ちゃんって、けっこう多いようなのです。これがワンちゃんだと、“クッキー”とか“チョコ”とか、スイーツ系のネームが目立つのですが、この傾向は何なのでしょうか?

 今回は、愛猫に“食べ物ネーム”を付けているみなさまに、「命名の由来」を訊いてみました。

◆「おにぎり」くん、「たくあん」くん

 イラストレーター・藤本康生さん宅の猫ちゃんは、全員が“食べ物”ネームです。

「“おにぎり”は、譲ってくれた家の子に抱かれている写真が、“三角海苔おにぎりを頬ばっている瞬間と見まごうほどのおにぎりっぷり”だったから。

“たくあん”は、おにぎりを迎えに行ったら、“とても仲がいい兄弟なので、一緒に連れていってほしい”と言われ、おにぎりとセットだし、茶トラで黄色っぽいし……で“たくあん”にしました」(藤本康生さん)

◆「アイス」、「パン」、「インディ」、「おでん」

 さらに、
「“アイス”は、最初はグレーの毛並みから“しらす”と名付けましたが、里親さんのもとで“アイスランド”と名付けられ、出戻ったのちアイスクリームにこじつけて“アイス”に。“パン”は、もともとのわが家の命名方法で付けた炭水化物の名前です。

“インディ”は、黒っぽいキジトラの毛色から“ひじき”と名付けましたが、結果的に濃い色のインドカレーとして“インディ”に。“おでん”は、三毛猫の茶系の色味部分からイメージしました」とのこと。

 ほかにも藤本さん宅には、「うずら」ちゃん、「おみそ」ちゃんという子たちも。
 バラエティ豊かな食ネームは、それぞれの子の個性にぴったりですね!

◆「もずく」ちゃん

「この子は保護猫だったのですが、おでこのところの模様が“もずく”みたいだったので、“もずく”と名付けました。当時、自分的に“もずくスープブーム”だったこともありますね(笑)。それと、もずくはツンとした美人だったので、少し抜け感のある名前にしたかったというのもありました」(ボッコチャンさん)

 もずくちゃんは4兄弟で、他にもらわれていった子たちも“メンマくん”“ネギちゃん”“うに丸くん”と、偶然にも食べ物の名前が付けられたそう。
 どの子も小鉢料理や薬味に合いそうなお名前! “主食”(ご主人)のそばに寄り添う姿、可愛いでしょうね!

◆「おでん」くん

「まず、食べ物の名前ってなんとなく可愛らしい、親しみもあるのに、あまり人間には付けられないかなーと思いました。だからこそ猫に! それと、“おでん”と縁のあった保護猫譲渡会が11月で、そろそろ“おでん”がおいしい季節だったという理由もあります(笑)。

 しかし、名は体を表すと言いますか、食いしん坊猫になり、すっかり太ってしまいました(汗)」(グリーンさん)

 おでんくん、胸元の白毛が、ふわふわのハンペンのよう。よく食べて元気に育ってくれたのは、とても嬉しいことですね。

◆「おこめ」ちゃん、「おみそ」くん

 まだまだ、素敵な“食事系ネーム”をもつ猫ちゃんたちがいます。
 アユミさんが一緒に暮らすのは、“おこめちゃん”と“おみそくん”。

「猫の名前をなんにするか迷っていたとき、知り合いが“あなたの好きなものの名前を付けてあげたら?”とアドバイスしてくれまして。自分の好きなものとしてパッと思い浮かんだのが“おこめ(お米)”でした! 私、根っからの白米好きなので(笑)。

 二匹目の“おみそ”は、白米にはやっぱ味噌汁がなくちゃ! ということから“おみそ(お味噌)”にしました」(アユミさん)

 お米のベターハーフは、やっぱり味噌汁ですよね。おこめちゃんとおみそくん(お米と味噌汁)がいれば、元気いっぱいでいられそうです!

 猫たちと過ごすひとときは、大切な心の栄養になります。
“食べ物ネーム”の猫ちゃんたちは、あらためてその大切さを思い出させてくれそう。
 猫も、飼い主さんも、写真をながめる人たちも、ほっこり幸せでいられるといいですね。

<文/みきーる>

【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』