Microsoftは米国時間2020年3月31日、TLS(Transport Layer Security)1.0/1.1のサポート廃止を延期する旨を発表した。同社はTLS 1.2の安定化やTLS 1.3の発表を受け、2018年8月にInternet Explorer 11およびEdgeHTMLベースのMicrosoft Edgeに対して、TLS 1.0/1.1を米国時間2020年前半にサポート廃止する予定を発表していた。

Internet Explorer 11は既定でTLS 1.0/1.1の使用を無効にしている

延期する理由としてMicrosoftは「現在のグローバルな状況を考慮した」と説明し、現時点で米国時間2020年9月8日のサポート廃止を予定している。さらにChromiumベースのMicrosoft Edgeも、2020年7月リリース予定のバージョン84までに既定でTLS 1.0/1.1を無効化する予定だ。なお、GoogleはTLS 1.0/1.1のサポート廃止を含んだGoogle Chrome バージョン81のリリース作業を一時中断し、MozillaはTLS 1.0/1.1のサポート廃止済みのMozilla Firefox 74を米国時間2020年3月10日にリリースしている。

阿久津良和(Cactus)