堅実女子の皆さんは“キャバ嬢”という職業にどんなイメージを抱いていますか?まったく縁がない人にとっては華やかなイメージがある一方、ちょっと怖いと感じる人も多いかもしれません。働いている女性たちは何がきっかけで働いているのか?またツライ経験はないのか……そんなキャバ嬢の本音、ちょっと気になりませんか?

雑誌掲載、有名社長の裏話……キャバ嬢だからこそできる貴重な体験も!

そこで今回ご紹介するのは、株式会社コンプライアンスによる「キャバ嬢の実態調査」。こちらによると、キャバ嬢になったキッカケで圧倒的に多いのは「お金を稼ぎたかった」(66.2%)となっています。

これだけ肯定的な意見が多いということは、労力に見合う収入がきちんと得られる証拠かもしれません。

確かにキャバ嬢のお仕事は、昼の接客業よりも時給が高そうなイメージがあります。しかしその分、キレイに着飾ったりさまざまな気苦労もあると想像しますが、同調査によると経験者のうち「キャバ嬢になってよかった」と回答した人は67.7%。約7割は肯定的にとらえているのです。

なぜ、キャバ嬢になってよかったと回答する人が多いのでしょうか?同調査では「キャバ嬢になって起きた思い出のエピソード」を募ったところ、以下のような意見が集まりました。

「小悪魔agehaに掲載されたこと」(20代/愛知県)

「お客さんに誕生日にオリジナルシャンパンを作ってお祝いしてもらえた」(20代/大阪府)

「こんな自分でもNo.1になれた!!」(30代/埼玉県)

「有名な社長さんから裏話などをたくさん聞けたこと」(40代/東京都)

どれも、普通の昼の接客業では体験できないことばかり。こういった華やかな世界が楽しめる人こそ、キャバ嬢に向いており「なってよかった」と感じるのかもしれません。

あまりにひどいムリ客は、お店がNG客にしてくれることも

しかしお仕事である以上、楽しいことばかりではありません。お酒が入ったお客さんを相手なので絡まれることも少なくはないと思いますが、同調査では「マジムリなお客さんの特徴」をアンケート。結果は次の通りとなりました。

キャバクラは基本“お触り禁止”。我慢せずに、お店のスタッフに対応してもらうことが重要みたいです。

一番多いのは「お触りしてくる」で、僅差で「すぐに説教してくる」が続く結果に。こういったお客に対しては「天然のフリをして話を聞かない」(20代/福岡県)、「笑って受け流す」(20代/東京都)といった方法でかわす一方、「仕事だと思って割り切るが、それでもムリだと思ったらNG客にしてもらう」(20代/島根県)、「やんわりと断りながら、距離を取るか女性を変えてもらう」(40代/東京都)といった、お店側に対処してもらう方法もあるようです。

その一方で、キャバ嬢が「優良」と感じるお客さんはどんな人なのでしょうか?一番多かった意見のベスト5をご紹介します。

キャバ嬢による「優良なお客さんの特徴」

1位 さりげない気遣いができる……50.2%

2位 綺麗な飲み方をする……37.5%

3位 ボーイやヘルプに優しい……33.2%

4位 高いお酒を注文してくれる……33.1%

5位 見返りを求めない……32.5%

キャバ嬢が一番喜ぶのは、高いお酒を注文することよりも「さりげない気遣い」。そういったお客さんが多いと「キャバ嬢になってよかった」と思う確率が上がるのかもしれません。

さりげなくお酒をつくったりタバコに火をつけたり……キャバ嬢は細かい気配りも欠かせません。

新型コロナウイルスの感染が深刻となっていますが、それに伴い大きな打撃を受けているのが接客業。中でも在宅勤務が推奨されているビジネスパーソンの利用客が多い、キャバクラなどの夜のお仕事は経営が心配です。一日も早く対策がなされ、ウイルス感染の危険を防ぎ、騒動が収束することを願います。

【調査概要】
調査主体…株式会社コンプライアンス
調査期間…2020年3月6日(金)〜2020年3月10日(火)
調査方法…インターネット調査
調査人数…1,006人
調査対象…現役キャバ嬢
モニター提供元…ゼネラルリサーチ