バスタブに風呂用洗剤を入れたかと思えば……(写真はNBC#TokyoOlympics公式ツイッターより)

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リオ五輪陸上5000mで銀メダル獲得、チェリモのトレーニングに注目

 世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大し、外出禁止等の制限に置かれるアスリートも増えている。そんな中、リオデジャネイロ五輪の陸上男子5000メートルで銀メダルを獲得したポール・チェリモ(米国)が編み出した、自宅でのユニークなトレーニングが話題を呼んでいる。バスタブと洗剤を使用したまさかの珍トレをツイッターで公開。「時代を先取りしてる」「凄いアイデアだ!」など注目を浴びている。

 自宅内でも脚力を鍛えられる、まさかの方法を思いついた。お湯が抜かれたバスタブに、風呂用洗剤を手にして入ったチェリモ。これから風呂掃除をするのだろうか。バスタブに洗剤をたっぷり垂らす。すると手すりにつかまり、なんと洗剤の上を裸足でキュッキュと滑るように歩き出した。まるでウォーキングマシンのようなスムーズな動き。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出禁止となっていても関係なしの方法で足腰を鍛錬してみせた。

「外出禁止の場合は、これを試してみよう! マシンが無くても問題はない! タフな時間には強硬手段に出ることが求められている。だらしない体型で俺はオリンピックの陸上競技に出場はしない」とつづって実際の動画を投稿したチェリモに、米放送局「NBCスポーツ」の東京五輪専用公式ツイッターも注目して動画を投稿。ファンからは様々な反響が出ている。

「あなたはいつも時代を先取りしている」
「気を付けてね」
「なんて凄いアイデアなんだ!!」
「外出禁止中でも出来る良いトレーニング方法だ」
「そしてバスタブも綺麗になるね」
「笑える!」

 運動と風呂掃除ができる一石二鳥のトレーニングを面白がる反応が多かった。外出禁止などにより、できるトレーニングに制限が課されているアスリートも多い中、工夫したユニーク練習を思いつく者も海外にはいるようだ。(THE ANSWER編集部)