志村けんの木/画像は東村山市のホームページより

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東京・東村山駅東口にある「志村けんの木」に献花が急増していることを受け、東村山市は31日、献花を自粛するよう呼びかけた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点からとしている。

「志村けんの木」の近くには志村さんへの献花を置く台が設けられている。市によると、この台は「志村けんの木」付近への献花などが急増したことを受けて30日に設置したもの。駅やグリーンバス利用者の通行の妨げになっており、交通安全確保の観点などから通行の妨げにならない場所に一時的に置いたという。市は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点からも、「ご来訪はお控えいただきますようお願いいたします」と呼びかけている。

この「志村けんの木」は、同市出身の志村さんが「東村山音頭」などを通じて、市の名を全国に広めた功績を称えたもの。1976年に市の木である「けやき」3本が、東村山駅東口ロータリーに植樹された。その後、市制施行50周年を記念し、志村さん直筆の記念樹看板も設置されている。