自身は全治7か月の重傷を負うものの、順調に回復している様子も報告していた中村憲剛。写真:徳原隆元

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 川崎フロンターレに所属する中村憲剛が、3月30日、自身のブログを更新し、「志村けんさん」と題して、同郷の先輩に哀悼の意を表した。

 ブログでは、「志村けんさんは自分が何かを説明しなくても日本の誰もが知っている方です」としながらも、「久留米高校(現東久留米総合高校)のサッカー部の大先輩で、直接の面識はありませんでしたが、取材やプライベートで久留米高校の話をする折には志村さんがサッカー部の先輩であるという話をしてきました」とその繋がりを紹介する。

 しかし、「志村さんの命を奪ったウイルスは本当に悲しいことに人と人の繋がりによって、伝播していきます。たくさんの人が、自分の行動が自分の大切な人の命を奪うことになるかもしれない、そう思って行動することによってより多くの感染を防ぐことができるはずなのです」と現在世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの脅威にも触れた。

 そして最後には、「多くの方に愛された志村けんさんを亡くした今、強く思います。本当に残念でなりません。志村けんさん、心からご冥福をお祈りいたします」と記した。
 
 また、P.S.として、「このブログを書いている途中で、酒井高徳選手のコロナウイルス陽性のニュースを目にしました。この後、どうなっていくのかは判断を仰いでからになると思いますが、引き続き自己予防に努めていきたいと思います。高徳の1日でも早い回復を祈っています」

 このブログのコメント欄には中村の言葉に感動したファンから以下のような書き込みが寄せられた。

「ごもっともです」
「ケンゴの言葉を読みながら涙が止まりませんでした」
「勇気あるメッセージ、ありがとうございます」
「突然の訃報に絶句です」
「今は堪え忍んで共に闘っていきましょう!」
「酒井選手の速報にも驚きを隠せません。もはや他人事ではないですよね」

 未曾有の事態となっている現在の”コロナ禍”。早期収束のためにも、中村がブログに記した、「1人1人が少しの想像力と思いやりを持って判断することが大切だと思うのです」という言葉には耳を傾けるべきだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部