バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

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フランスTV局がメッシの紹介に“そっくりさん”の画像を使用とロシアメディア報道

 海外サッカー、スペイン1部バルセロナのリオネル・メッシ。新型コロナウイルスの影響で現在リーガは中断中だが、国外でまさかの事態が起こった。フランスのテレビ局が、メッシに関するニュースで“そっくりさん”の画像を誤って使用したのだという。ロシアメディアが報じている。

 確かに似ている。目、鼻、もみあげから髭。アルゼンチン代表のユニホームを身にまとうと瓜二つだが、実は全くの別人だ。メッシとそっくりのイラン人、レザ・パラステシュさんは、インスタグラムのフォロワーが何と93万人。地元ではかなりの有名人のようだ。

 そんなパラステシュさんが、まさかの形で注目されることになった。ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「隔離続く状況がメッシを直撃! フランスのテレビ局がメッシの“そっくりさん”の画像をニュース内で使用する失態」と記事で報道。なんとメッシのニュースに、本人と勘違いされて自身の画像が使用されたというのだ。

 同メディアによると、パラステシュさんの画像を誤って使用したのは「M6」というテレビ局。「新型コロナウイルスとの戦いを支援するための寄付を行っている有名スポーツ選手に関するニュース」でメッシを紹介する際に間違えたという。

パラステシュさんは母国で人気者「僕のことをイランのメッシとして見ている」

「テレビ局側はバルセロナのスターであるメッシだと思っていたが、それは奇妙なほど似ている(といっても多少ふっくらしているが)イランのそっくりさん、レザ・パラステシュさんの画像だった」

 同メディアはこのように伝えたうえで、「パラステシュさんは本国イランでは今やセレブで、2017年にはサッカーファンが彼の写真に興奮したことでイランの路上で騒動が発生、パラステシュさんに警察の護衛が必要なまでになったこともある」と“そっくりさん”が凄まじい人気を誇っていることも紹介している。

 思わぬ注目を浴びたパラステシュさんは「今、人々は本当に僕のことをイランのメッシとして見ているし、メッシがするあらゆることを真似して欲しいと考えている」「自分がどこかに出た時には、みんなびっくりしているね」とコメントしているという。(THE ANSWER編集部)