ニュージーランド・ウェリントンで、外出制限が出されている市内をパトロールする警察(2020年3月26日撮影)。(c)Marty MELVILLE / AFP

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【AFP=時事】新型コロナウイルス対策で外出制限が出されているニュージーランドで、違反者の通報用として設けられた専用ウェブサイトにアクセスが殺到し、公開直後に一時利用できなくなったと、警察が30日、発表した。

 ニュージーランドでは現在、4週間に及ぶ外出制限が出されている。市民には外出自粛が命じられ、やむを得ず出掛ける場合は他者との距離を最低2メートル確保するよう求められている。

 マイク・ブッシュ(Mike Bush)警察本部長は、29日午後に開設された警察のウェブサイト「www.police.govt.nz/105support」に、「違反者がいるとする通報が4200件寄せられた」と明かした。

 ブッシュ氏によると、通報された違反行為にはクイーンズタウン(Queenstown)にあるバックパッカー向けの宿泊施設で約60人がパーティーを開いているというものや、旅行者らがキャンピングカーで国内旅行を続けているといった内容が含まれていたという。

 ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は通報者らは正しいことをしたという見方を示すとともに、スーパーマーケットでのいかなる価格つり上げ行為についても、専用メールアドレス宛てに通報するよう促した。

 アーダーン首相は報道陣を前に、「今は規則を曲げるべき時ではない。家にとどまり、命を守るべき時だ」と強調した。

 人口約500万人のニュージーランドでは、552人の新型ウイルス感染が確認され、うち1人が死亡している。

【翻訳編集】AFPBB News

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