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 イタリアサッカー選手協会(AIC)の会長を務めるダミアーノ・トンマージ氏が、2019/20シーズンのセリエAについて再開を待たずに即終了する可能性を示唆した。29日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 中国を発生源とする新型コロナウイルスは世界各国にも拡大し、イタリアは欧州の中では特に早い段階から感染者数が急増していた。現在では世界最多となる1万人以上の犠牲者が出てしまい、感染者数でも中国の発表数を上回っている。4月3日まで中断されているセリエAだが、現時点で再開できる状況にない。

 同紙によると、トンマージ氏は現地時間30日にセリエAと電話会議を行うという。同氏は「スパダフォラ大臣の言葉を聞き、今季がここで終わるのではないかと懸念している。そのため、明日の会議では前週に比べて別の議題を話し合うことになる」と語り、セリエAの2019/20シーズンが即終了する可能性について触れた。

 続けて「スポーツの観点と契約の観点から、シーズン終了の問題についても取り組む必要があるだろう。賃金の削減については、可能な限り共通の解決策を模索している。ユベントスが先駆けとなったが、彼らが行ったことはもはや驚きもしない。我々はその経緯に至った全てを知っているが正当性を感じていない。とりわけ、ジョルジョ・キエッリーニは我々の顧問でもある。クラブと選手の間に争い事が生じていないのであれば、我々が介入する必要はないだろう。彼らが合意したのなら、それは問題にならないからだ」と語っている。

text by 編集部