新型肺炎コロナウィルス感染拡大対策、垣間見える文政権のお家芸

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 WHOの「パンデミック宣言」から、いまだ収束の兆しが見えない新型肺炎コロナウィルスの感染拡大。世界中の感染者も累計60万人を突破。世界中が防疫対策に尽力、国民に自粛体制をしき、非常事態に奔走している。

止まらない感染者の拡大

世界中で感染拡大が止まらないコロナショック。3月28日時点では、新型コロナ感染64万人 、死者3万人超、最多はイタリア1万人超、次いでスペイン5,000人超と報告されている。

韓国でも感染者9,478人、死者144人となった。

韓国政府もコロナ対策として約1兆円の補正予算案を可決、感染被害の多い大邱・慶尚北道への支援予算を約1兆ウォン増額した。

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政治的陰謀を指摘する文政権


韓国オーバーシュートの引き金は、李萬煕総会長率いる「新天地イエス教会」の集団感染である。

ソウル市が、李萬煕(イ・マンヒ)総会長をはじめ「新天地イエス教会」の幹部に対し、殺人罪・傷害罪などの疑いで地検に告発する事態に発展した。

これを受けようやく姿を現したイ・マンヒ総会長が、記者会見中に誠意の見えない土下座で謝罪したが、保守党との関係を匂わせるような茶番劇を起こした。

土下座中に朴前大統領の名前が刻印された腕時計を見せつけたのだ。保守党は罪人だと。去り際にはグッジョブポーズで締めくくった。

コロナ初動対策に批判、与党に逆風か

感染者の多さに、韓国政府関係者は「逆説的だが韓国で患者数が多いのは優れた診断検査能力と徹底した疫学調査など防疫能力の優秀性を証明している」と述べた。

しかし国民からは、文政権の中国忖度であった水際政策の杜撰、稚拙さを指摘されている。

ネットでも「文在寅の稚拙さは今に始まったことではない」「素人政治家なわけで、要は使えない奴ということでしょう」「責任転嫁や虚偽の情報発信は文政権に限らず韓国政府の得意技ですね」などと、文政権の打算について言及されている。

打算抜きでは総選挙はありえない?

総選挙までのカウントダウンは始まった。選挙に負ければ地獄…韓国歴代大統領の末路は悲惨なものだ。レームダック化は免れない。だからこそ反日・コロナでも勝利に結び付けたいのではないか。

コロナショック収束のカウントダウンはまだまだ先が見えない。韓国国民が望んでいるのは、真摯な対応だ。そして、深刻化する経済の打開策を打ち出せるかどうかが、総選挙の勝敗を決めるだろう。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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