今季のオープニングゲームでは満席だったアウェーの客席。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーグは3月27日、第3回臨時合同実行委員会を開催し、ウェブ配信によってメディアブリーフィングを行なった。

 今後はJ3の4月25日を皮切りに、J2は5月2日、J1は同9日と、リーグ戦は段階的に再開する方針だが、再開に向けて具体的な対策も必須となってきた。新型コロナウイルスの影響を加味し、状況に応じてレベル設定を行ない安全策をとることになる。

 ”3密”(密閉、密集、密接)の回避のため、現在検討されているのは、「スタジアム収容率を上限50%に保つ」、「座席の配席は市松模様になるよう隣接させない」、「アウェーチームのファンに来場自粛をお願いする」、「遠距離移動での観戦の自粛」など、前回のメディアブリーフィング時に発表された対策だ。

 応援スタイルの変更も視野に入れており、今後クラブと協議し、「チャントのような発声を伴う応援スタイルの自粛を要請する可能性が高い」という。
 
 さらに、売店およびスタジアム内での飲食、スタジアム周辺でのイベントは実施できない可能性もあり、レベルに応じて考えていくという。

 チケットの販売に関しては「一番難易度が高い。専門のグループを作って、上手くやれるように準備をしていく」と会見に参加していた原博実副理事長が発言。収容率や配席など、通常とは違う部分も多いことがネックとなっているようだ。

 東京都で新型コロナウイルスの感染者数が急増するなど、先行きは不透明な状況だ。それでも、「これまでファン・サポーターの皆様とともに作り上げてきたと思っている。皆様が安心して、また満員の客席で開催できることを目指してやっていきたい」とJリーグ関係者は今後の目標を掲げた。

 まずは無事にリーグの再開を、そして”通常通り”の開催へ、こちらも段階的に行なわれることになりそうだ。

 スケジュールを組み直した代替日程は4月8日を目途に発表される見通しとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部