口が達者で成長も早めの子には、できないこともまずはやってみようと伝えて



子どもの中には歩き始めるのも言葉を話し始めるのも早い子がいます。大人を真似する能力が長けており「おかげ様で」なんて言葉を使うなど、周囲の人をびっくりさせることもあります。このタイプの子は成長が早く発育が順調で、子育てが楽そうと周りからは見えがちです。しかしお母さんに悩みがないかというと、決してそうではありません。完璧な自分を追い求めるあまり、積極的に挑戦できない一面もあるのです。

失敗してもいいと分かれば挑戦できる!努力したことを認めてあげよう



成長の早い子は周りの子よりも早くお支度ができたり、先生のお話も良く聞いて覚えていたり、しっかりしていると見られがちです。小さい頃から、すごいね、かしこいねと言われていることも多いでしょう。すると何でもちゃんとできる自分でいる経験が多く、自分ができないことに対して挑戦することに二の足を踏んでしまいます。失敗してもいいよ、例えできなかったとしても努力することが素晴らしいのだということを伝えてあげると、徐々に挑戦できる子になります。

何事も卒なくこなせる子は実は努力家、できない時は一緒に練習するのもあり



Yちゃんの幼稚園では、毎年運動会で年長さんが組体操をします。Yちゃんは逆立ちがまだ上手にできません。このことが原因で、運動会には出たくないと言い出すほど。何事もそつなくこなせるYちゃんにとって、できない自分を人に見せることはとても嫌なことで憂鬱な気持ちなのです。このタイプの子は初めから器用に見えて実は努力家。お母さんは練習に付き合ってあげるのもいいですね。例え結果が伴わなかったとしても、努力したことを認めてあげると勇気づけになります。

子どもが頑張った時は、その子自身の過去と比較をして言葉をかけよう



子どもが何か頑張った時は「前よりかけっこが速くなったね」など、その子自身の過去と比較してあげましょう。“他の子よりも良くできていた”という意味合いの褒め言葉は、後々重荷になることがあります。いつも人よりも勝っていることを求めるようになると、上手くいかなかった時に気持ちが苦しくなってしまうのです。言葉かけの例としては結果にフォーカスした言葉ではなく「一生懸命な姿を見てお母さん嬉しかったよ」など、お母さんの気持ちを伝えると良いでしょう。

今日の1日1成長



子どもを褒める時は、その子自身の過去と比較して褒めてあげよう子どもの努力も1成長、お母さんの語彙力も1成長。きただゆみ(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/