日本の個人向け国債の金利は、年率0.05%。国民が安心して購入し、資産を増やすことができる国債がこの低金利であるなか、老後に向けて資産を増やしたいと考えているいる堅実女子にとっては投資スキルを習得するための学習と時間が必要になってきます。また、たとえ知識を得たうえで投資を行ったとしても、必ずしもうまくいくとは限りません。

そこで、今回は個人の「働く力」を高める具体的な方法と長く稼げる力を高めるべき理由をご紹介していきます。

マルクス「人間の労働力が商品」

マルクスは『資本論』において「資本主義の本質は、人間の労働力が商品となることである」と述べました。賃金は労働の対価ですから、労働力をいかに高く売るかが非常に大切であることは言わずもがなです。

同じ仕事でも給与をより多く支払える業界はどこなのか

一般事務や秘書業務などの仕事を探す場合、どの業界であっても構わないというケースがあるでしょう。この場合、まずは同じような職種であっても給与をより高く払える業界への就職を狙うのが賢明です。

例を挙げるならば、外資系金融機関にも秘書業務です。高い語学スキルが求められることもありますが、国内でのビジネスを主に行なうチームの秘書であればそこまで必要とされないケースもあります。外資系金融機関では秘書業務も立派な専門職と見なされ、スキルや経験によって入社後の給料アップの幅も大きくなりますよ。

実はプログラマーは女性にぴったりな職業

プログラミングは難しいという先入観や、男性が多い職場であるいう認識からプログラマーになる女性はそれほど多くありません。独立行政法人情報処理推進機構がまとめたIT人材白書2018によれば、70%以上の企業で女性プログラマーの割合は20%以下しかいないことがわかります。

つい苦手意識を持ってしまう職業ですが、実は働く女性に嬉しいメリットも!

勤務時間が長いという印象があるのも敬遠される理由かもしれませんが、実はプログラマーは女性にぴったりな仕事です。

会社にとらわれない生き方を実現できる

事務職や営業含め、会社や業種が変わっても使える業界横断的なスキルが身につかず、若手との差がつきにくい仕事が多いなか、プログラマーは使える言語や携わったプロジェクトによってその人材の価値が非常に高く評価される仕事です。その特性から、職場が変わってもそれほど給与が下がる、前職の経験活かせないなどの転職時の悩みも起こりにくい傾向にあります。

・インターネットである程度の知識とスキルを習得することができる

プログラミングに関する情報の多くはインターネット上に落ちています。誰でも情報をキャッチできるので、やる気さえあれば非常に低いコストでプログラミングを習得することが可能です。

たとえば、『ドットインストール』というサイトでは、一動画約3分間で手を動かしながらプログラミングを学べます。ほとんどの動画が無料で視聴できますが、月額1,080円を支払えばプレミアム動画がの視聴や、ソースの比較をしたりしながらより高いプログラミングスキルを習得することも可能です。

加えて、ウェブサイトやアプリ上で画像を動かしたりするJavascriptやアプリを制作することができるPythonやPHPなどについて、実際にプログラミングをしてアプリを動かす段階まで学ぶこともできます。

・スタートアップの企業に関わったり自分で事業を起こしたりすることが可能

プログラミングはスキルなので、大きなIT企業に雇われるだけでなく、スタートアップの面白そうな企業で働くことも可能です。プログラマーが働く環境は社風が自由なことも多く、「プログラミング言語」を利用して仕事をするため、外国人と共に働く機会にも恵まれやすくなります。

また、アイデアさえあれば、スキルを生かして自ら事業を起こすことも可能です。ある程度の英語力があれば海外での勤務も可能になるでしょう。

・働く場所を選ばず、妊娠や出産を経ても復帰できる

プログラミングを行なう環境はインターネット上に整えられており、ミーティングなどもオンラインで行なうことができるため働く場所を選びません。そのため、妊娠や出産でしばらく職場から離れる場合でも、遠隔からサポートを行うことも可能。しばらく子育てに専念したのち、プログラミングスキルをアップデートした上で、スムーズに仕事に復帰できるでしょう。

長く働けば働くほど老後に資金は安心

働くパワーをできるだけ長く利用することは、非常に効果的です。「老後にまで働きたくない!」と思うかもしれませんが、長く社会から必要とされるスキルを身につけ、若い世代と共に働きながら世の中に貢献することは生きがいにもつながります。

定年後の仕事を見つける方法としては、定年まで勤務していた会社で再雇用されるという方法がもっとも一般的。それまでのキャリアの中で培った人脈を利用したり、かつて転職時に世話になったヘッドハンターに前もって声をかけておいたりするのも良いでしょう。定年後もある程度高い収入を得たいのであれば、年齢を重ねても使えるスキルを身につけておく必要があります。今からじっくり考えたうえで行動を起こせば遅くありません。

また、ハローワークなどで求人情報を探すこともできますが、定年後の再就職では前職での経験が役に立たないということも多いものです。ハローワークの求人にある「年齢不問」の職業には、一般事務・清掃員・調理業務・介護スタッフなどの仕事があり、どれもフルタイムの勤務で20万円前後の給与である場合がほとんどです。とはいえ、老後に稼げるこの20万円は非常に大切です。

月収20万円の仕事を定年後に10年間行なえば、20万円×12か月 ×10年 = 2,400万の収入を稼ぐことができます。生活を営むだけで年金や自己資金を食いつぶしていくのではなく、収入を得続けることのパワーは強力です。年金は受給を先延ばしにすることで月々受け取れる金額が増加しますので、老後にお金が足りなくなるリスクを具体的に減らす効果的な対策となります。

長く働いて年金の受給額を増やす

できるだけ長く働き、年金の受け取り時期を先延ばしにすることにより、年金を増額して受け取ることができる「年金の繰り下げ受給」という制度があります。受給開始を70歳以降にすると、月単位で42%も増額します。

働く力は生きる力

将来のためにスキルアップに励みましょう!

生きることは決して楽ではありませんが、事前の準備によって老後の自分の人生を劇的に改善できる可能性はあります。“時間”は非常に高い価値を持っていることを心に留め、自分のキャリアを今一度見直しながら、後々後悔の無いようスキルを身につけていきましょう。

文/山根ゆずか