恋人とのお付き合いスタート時には「ずっと一緒」を心に誓うも、それが永遠には続かないことも少なくありません。このまま関係を続けていくか、きっぱりとケリをつけるのか。別れる決意をしたとき、そこに至る決定的な理由は一体どんなことだったのでしょうか。

アニヴェルセル総研では、全国の20〜30代の未婚・既婚男女824名を対象に、この人と結婚できない!と思った“別れの決定打”は何だったのか調査を実施。最も多かった決定打とは!?

お付き合いの結果、別れてしまった経験のある方にお聞きします。「この人と結婚できない!」と思った【別れの決定打】は何でしたか?

同調査では、「嘘をつかれた」、「宗教の違い」、「性格の違い」、「価値観の違い」、「浮気」、「将来の家族像の違い」、「束縛がひどかった」、「仕事の都合」、「からだの相性」、「家事ができない/しない」、「ルックスが好みでなかった」、など17の選択肢の中から複数回答で答えてもらっています。まずは6〜10位の回答を見ていきましょう。

10位:仕事の都合(6.3%)
9位:将来の家族像の違い(8.3%)
8位:浮気(8.4%)
7位:ルックスが好みではなかった(8.9%)
6位:束縛がひどかった(9.5%)

9位の「将来の家族像の違い」は、結婚を前提としたお付き合いのなかで、その先が繋がらなかったという切ない決断ですね。
別れの決定打として、もう少し上位かと思われた「浮気」は8位という結果に。一方で、6位には「束縛がひどかった」がランクインしています。愛情のバランスは難しい……!

続いて、5位&4位をチェック!

5位:嘘をつかれた(12.3%)

「嘘」を愛情や信頼のほころびと見る人は少なくないでしょう。1割強の人は「嘘」を許すことができなかったようです。信じていたパートナーであれば、なおさらですよね。

4位:お金に対する価値観(16.6%)

金の切れ目が縁の切れ目、という言葉もあるように、お金に対する価値観が異なれば結婚生活を営むのは難しいと考える人が多いようです。

別れの決定打はフィジカルよりメンタルが重要?

気になるトップ3は以下の通り。

3位:別れてしまった経験はない(25.1%)

別れた経験がないという人が25%。ということは、75%の人は何らかの理由で「別れ」を経験しているということですよね。この数字、多い? それとも少ないのでしょうか……!?

2位:性格の違い(34.6%)

2位には「性格の違い」がランクイン。1/3以上の人が選択しました。自分にはない部分に惹かれ合うカップルも少なくないと思いますが、お互いが常に必要以上に相手を気遣ったり、あまりにもタイプが違う場合は、いずれ無理が生じてしまうのかもしれません。

1位:価値観の違い(38.2%)

最も多かったのは「価値観の違い」で、4割近い人が別れの決定打として選びました。恋人期間中は目を瞑れたことも、いざ結婚を前提とすると、明らかな価値観の違いは障害となり、これからの人生を歩むのは難しいと判断する人は多いのでしょう。

4割近い人が選んだ、別れた理由第1位は「価値観の違い」。

出会い方も千差万別であるように、別れの理由も人それぞれ。しかし、結婚の決断を目前にしたときの別れは、それまでの別れの理由とはちょっと重みが違うのかもしれません。アンケート回答の1位、2位になった「価値観の違い」や「性格の違い」という理由は、恋愛の結末というよりは、お互いが未来へ向けて歩み出すための決別、という性格が強いように感じられました。

【参考】※ アニヴェルセル総研
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳〜39歳未婚・既婚男女824名
調査期間:2019年4月15日〜4月16日