藤波晋太郎投手(25)が新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、阪神タイガースは対応に大わらわだ。選手は1軍、2軍とも自宅待機となった。兵庫県西宮市の阪神鳴尾浜球場にある選手寮や球団施設では、きのう26日(2020年3月)に消毒作業が行われた。「非常にものものしい、かなりの重装備です」とABC放送の小西陸斗アナウンサーが報告した。

球団によると、藤波は数日前からワインやコーヒーのにおいを感じないと訴えていたという。一緒に食事をした数人の選手のうち2人の選手も、味覚障害を訴え陽性反応が出た。

鼻の中にウイルス付着して機能低下

においを感じないのは、感染制御・呼吸器疾患に詳しい日比谷クリニックの加藤哲朗副院長によると、鼻の中の「嗅上皮」と呼ばれる部分にウイルスが付着し、においを感知する機能が低下するのが原因だという。新型コロナは嗅上皮にくっつきやすい特徴がある。「日本ではあまり着目されていませんでしたが、欧米ではにおいの異常も高頻度で報告されています」

長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「藤波君の場合は若い。若くても発症するということです」