こんにちは、小川満鈴です。過去に遡れば新型コロナウイルスよりも脅威だった病気はありますが、それは結果論でありまして、この新型コロナウィルスがどのように変化し伝染を続けていくのかは全くの未知数。フランスでは、2020年3月後半の時点で死者が4500人を超えたのだそうです。

コロナの影響で恋がしにくい?

改めて、フランスの死者数の数字を見てみると、恐怖を覚えます。だってこれ、感染者ではなく「死者」ですよ……。日本でも日に日に感染者、死亡者が増えているのは毎日の報道で皆様もご存知かと思われます。

その影響で各イベントも次々と延期・中止となり、2020年東京オリンピックの開催さえも延期の空気が漂ってきました。私の友人にもライブ活動を収入の主としている方が数人いるのですが、まあ今厳しいらしく、そういったアーティストやお笑いの方は良くも悪くも「自転車操業」的な部分もありますので、来月の家賃が払えない……という状況に陥っているそうです。

お客様側からしても、前々からライブやイベントを楽しみにしていた方々にとっては残念としか言えませんよね……。

と、ここまではいわゆる「イベント系」の中止、延期のお話ですが、皆さま「恋」に関してはいかがでございましょうか?既に夫婦やカップルだったら、このおこもり期間は絆を深めるのに良い機会かもしれませんが、シングルの皆さんは恋愛関係を育んだり、出会いを求めるにはバッドタイミングじゃないでしょうか?

コロナと恋(結婚)についての関係を、今回は「風が吹けば桶屋が儲かる」的に考えていきます。コロナの影響で「恋しにくい」「結婚が遠くなっている」ということはあるのでしょうか?

結婚をしたい人は世の中にどれくらいいるのか?

結婚についてコロナ等を関係なしに、そもそも「しなくてもいい」と考えている男女が増えているのは事実です。結婚というものにメリットや意味を感じなくなってきたのと同時に、インターネットの普及で娯楽が多くなった、男女ともに好きなことをして働けることもあり、個人で楽しむ人生の方がいいと考える方が増えてきたからですよね。

もちろん結婚は法的義務ではありませんし、個人で考えてそれが正解だと思えばそれでいいとも思います。

が、現実として大多数の方は「結婚」というものに魅力を感じ、素敵とも考えているのもまた事実。実際、婚活パーティーやマッチングサイト(出会い系とも言う)はこのコロナ騒動の中でも盛況なのだそうです。

私の友人も私より少し年上のアラサーなのですが、一度は「結婚なんて別にしなくていいかな……」と考えたらしいのですが、やはり30前後になってくると「人生の伴侶がいると将来さみしくないし……親のこともあるし……」と考え方が変わってきたのだそうです。そして今は、月に数回の頻度で婚活パーティーに通っています。

あくまでも数字上の物理的な話になりますが、現在の日本の人口比率は男性が女性より約340万人多く、単純計算(とは言え絶対)ですがその数字の通り、340万人の男性は日本にいる限り結婚できずに生涯を終えることになります。

ですので婚活パーティーもやはり男性の数は女性より圧倒的に多く、結婚するためにかけるお金も多くなっています。ではこういった婚活イベント以外の日常で、「出会い」はどこでどう始まっているのでしょうか? 

現実的には友人や知人の紹介、趣味の集まりなどそういった「出会い」が考えられます。ここで問題なのが、紹介される場合はまず会う機会がないと先に進められないですよね。この新型コロナウイルス騒動が厄介なのは、そういった場が開催されにくい状況になってしまったということなのです。これまでだったら、「来週末お花見やるからおいでよ!」的な会話からの新しい出会いがあったかもしれません。今は、お花見なんてあり得ない!自粛!おこもり!と、これからの「出会い」を阻む環境になっているのです。

収束が見えない不安に、モヤモヤします。1日中テレワークで自宅にこもっていると、パートナーがいたらいいのにと思う堅実女子も確かにいます。

後編ではコロナの時期だからこそ、この方法!的な部分についてもお話ししていきます。〜その2〜に続きます。