25日の二軍戦で力投する斎藤

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 今季で10年目の日本ハムの斎藤佑樹投手(31)に異変が起きている。性格は明るく前向きで「できるだけ物事をポジティブに考えるようにはしている」(斎藤)。12日に行われたDeNAとの二軍の練習試合で1/3回7失点と炎上した際にも「次に向けて頑張ります」と決して下を向くことはなかった。それが最近になってネガティブ発言を連発しているのだ。

 現在は投球フォームのバランスの調整を課題として取り組んでいる。そんな中での実戦登板となった20日のDeNA二軍との練習試合では2回無失点も「(抑えたのは)なんとか…という感じ。(フォームの調整は)まだまだです」と浮かない様子。25日の西武二軍との練習試合でも2回無失点だったが「まったく納得できないですね。自分のことだから悪くも言えないし、かといって前向きなことも言えない。何とも言いようがないです」。不調の原因についても「教えてほしいよ!」と苦笑いするしかなかった。

 25日の登板後にはブルペンで投球練習を“おかわり”。黙々と投げ込んだが、納得のいかない球も多かったのか、ため息を漏らす場面も見られた。「(修正点は)感覚の部分なので、言葉にするのが難しいんですよね。時間をかけている場合でもないし…。確かに思い悩んでいる感じはあります。投げ込んでつかんでいくしかないです」と話すぐらいだから、かなり深刻なのだろう。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕は再延期され、いみじくも調整期間も得られる格好となったが…。いつもの“とにかく明るい佑ちゃん”を取り戻すには、まだまだ時間がかかるかもしれない。