日本刀型「名刀包丁」3モデル

ニッケン刃物株式会社は、幕末志士や人気武将の名刀を再現したデザインの「名刀包丁」3モデルを、2020年3月26日(土)に一般発売した。歴史上の人物で人気がある坂本龍馬(愛刀「陸奥守吉行」)・土方歳三(愛刀「和泉守兼定」)・織田信長(愛刀「へし切長谷部」)をモチーフとしたラインナップを展開。刃紋や鞘のデザインなどにもこだわりが見られる。実勢価格は各7000円(税抜)。

1946年創業のニッケン刃物株式会社は、“刃物の町”の岐阜県関市で、各種のはさみやペーパーナイフを中心とした刃物を製造している。近年では、デザイン性の高いアイテムも取り揃え、充実した商品ラインナップを提供中だ。2015年に発売した「日本刀はさみ」は、「おみやげグランプリ2016」でグランプリおよび観光庁長官賞を受賞し、外国人観光客や歴史愛好家、“刀剣女子”と呼ばれるような刀好きの女性を中心として人気を集めている。

「日本刀型包丁」3モデルでは、アイデアを形にするにあたり、老舗包丁メーカーの関兼次刃物と組んで昨年末にクラウドファンディングが実施された。そのプロジェクトでは、目標額を大幅に超える380万円以上の資金を調達。多くの支持者を得たことから、今回の一般発売が実現された。

デザインだけでなく機能面もしっかりとしており、岐阜県関市の職人が1本ずつ丁寧に刃付けをしているため、食材を気持ちよく切ることができる。いずれも全長は250mm、刃渡りは140mmで、一般的な包丁よりやや小ぶりなサイズ。鞘も付いているため、BBQなどのアウトドアにも携帯して活用しやすい。

ニッケン刃物株式会社
URL:http://www.nikken-cutlery.com/
2020/03/26