2020年6月3日に設立60周年を迎えるセガグループは「セガ設立60周年プロジェクト」として、1年を通じて様々なスペシャルコンテンツを展開します。その一環として、セガを愛してやまない謎の新キャラクター「せが四郎」の動画を3月25日から公開しました。

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 セガグループは、設立60周年を迎えるにあたり“GO SEGA”というキーメッセージを設定。いつも創造的な製品やサービスを提供し続けてきた「創造は生命(いのち)」のDNAを絶やさず、この機にさらに強く前進していこうという想いを込めた”GO SEGA“は、その想いを象徴する周年ロゴを作成すると共に「セガ設立60周年プロジェクト」の様々なコンテンツを通じて発信していきます。

 1年を通じて展開する当プロジェクトの第一歩として、かつて「せがた三四郎」を演じた藤岡弘、さんの実の息子である俳優の藤岡真威人さんが「セガ設立60周年プロジェクトアンバサダー」に就任。真威人さん演じる新キャラクター「せが四郎(セガ、知ろう)」が登場する、全3話の動画シリーズの第1話「登場篇」が、3月25日から公開されています。

 この「せが四郎」動画シリーズが俳優デビュー作品となる真威人さんの役どころは、セガに対して、異常なまでの愛を持つ少年「せが四郎」。そんな彼の口癖は「セガだよ!」。謎に満ちた新キャラクターの正体やいかに……!今後、4月中旬公開予定の第2話「秘密篇」、5月中旬公開予定の第3話「決意篇」につながる第1話「登場篇」に注目です。

 シリーズの幕開けとなる「登場篇」の撮影は、学校内に突如「せが四郎」が現れ、生徒たちの会話に「セガだよ」と割り込むシーンからスタート。制服の上に柔道着を羽織った真威人さんは、やや緊張の面持ちで撮影現場に入り、監督との打ち合わせを終えると撮影現場の隅で「セガだよ」という短いセリフを繰り返し練習していたとのこと。カメラ前の演技が初めてとあって、プレッシャーがあったようです。

 ファーストカットを無事に撮り終えると「緊張しました……。周りに人がいっぱいいるし。昨日もあまり眠れませんでした」とポツリ。ホッとした表情を見せながら、続くシーンの撮影に臨んだそうです。

 真威人さんが、お守りのようにして大事に持っていたコンテ資料には「胸を張って」「自信タップリの顔」など、父であり、役者としての大先輩でもある藤岡弘、さんの直筆メモが書き込まれていたとか……。真威人さんはその文字を見ながら時折、目をつぶってセリフの練習を行い、気持ちを集中させながらカメラの前に立っていたとのこと。父の言葉を胸に刻んで撮影に臨んでいたようです。

 今回「登場篇」のセリフは、歌を除けば「セガだよ」のみというシンプルなものでしたが、それゆえにプレッシャーを強く感じていた真威人さん。食堂や教室、パソコンルーム、そして校庭と、いくつものシーンで「セガだよ」のセリフを繰り返しながら撮影していましたが、徐々に緊張が解け「『せが四郎』が板についてきたね」と、監督から演技を高く評価する言葉が……!真威人さんは自身の演技をモニターで確認しながら「ありがとうございます」と、少し照れくさそうな表情を見せていたそうです。

 初めての撮影を終えた真威人さんは「まさかCM 出演の仕事をいただけるとは思っていなかったので、オファーをいただいた時はビックリしました。プレッシャーや責任もそうですが、それ以上に、期待に応えるため全力で取り組もうと思いました」とコメント。

 父親が演じた「せがた三四郎」のCMについては「当時のCMや撮影の様子を映像で見て、とにかくすごい!と圧倒されました」と語った真威人さん。「迫力があって、ストーリーも今ではあり得ない内容だったので、自分もそれをやるのか……と思ってびっくりしましたが、頑張ろうと思いました」と笑いながら話していました。

 初めての本格的な演技となった撮影については「体力的にはハードでしたが、終わってからは楽しかったと思っています。演技は初めてでしたが1カ月前から準備していて、セリフの言い回しやセリフを言う時にどんな感情や心情を持つべきか父に相談し、自分なりにそれをつかみ、そして今日、撮影に臨みました」とのこと。

 撮影を始める前に藤岡弘、さんから「お前ならできる!」と、自信をつけさせてくれる言葉をもらったという真威人さん。「あるドキュメンタリー番組に出演させていただいたことがきっかけで、芸能界や役者という仕事に興味を持ちました。どうやら父は、ボクがその道に進むことをわかっていたようで、『そうか』と、前向きにアドバイスしてくれました」とエピソードを紹介。

 そして「『せが四郎』を演じるにあたって『せがた三四郎』を越えていこうと、セガのメッセージ同様、前へ進む心構えで演じましたが、越えるのではなく少しでも近づきたいという気持ちが強かったです。そのためにはいろいろ経験しなければいけないし、頑張らなくてはいけないので、決意を固めて進んでいこうと思います」と、父の背中の大きさを感じつつも、力強く今後について意気込みを語っていました。

情報提供:株式会社セガホールディングス

(佐藤圭亮)