福島県二本松市の縫製会社「富樫縫製」では、水着用の生地を使用したマスクの製作が急ピッチで進められている=23日午後、福島県二本松市(川口良介撮影)

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 新型コロナウイルス感染拡大を受け、福島県二本松市の縫製会社「富樫縫製」では、水着生地を使用したマスク製造が急ピッチで進められている。

 同社では水着などを製造しているが、中国からの原材料輸入が滞り、今夏用の水着作りができなくなったため、廃棄予定だった生地の在庫をマスクに転用し、生産を始めた。1枚500円で1日に3000枚を生産するが、現在は需要に追いついていない状況。来月以降は1日に1万枚を目指すという。富樫三由(みよし)社長(71)は「福島から東日本大震災で受けた恩を返したい」と話した。