喜美子(戸田恵梨香)は、息子・川原武志(伊藤健太郎)の作品である大皿が小さな音を立てていることに気づいた。本焼きした陶器に細かなひびが彩るときの現象だ。武志はこの音が"生きている"皿だと勇気が出す。

しかし日に日に武志の食欲が落ちてきてしまう。心配する喜美子。

喜美子も武志の父親・十代田八郎(松下洸平)も、残された時間を大切に過ごしている。

武志の大皿が小さな音を立てた。「皿は生きている!」

ある日、市役所の若手職員が訪ねてきて、信楽の作品を集めた「みんなの陶芸展」を開催するため、喜美子の陶芸教室から出品してほしいと頼まれる。喜美子は快諾し、作品を仕上げた直後の武志にも話をする。

喜美子「みんなの陶芸展が年明けに開かれるらしいんやけど、武志はどうする?」

武志「それまで、生きてられるか...」

と答えるのだった。(NHK総合あさ8時放送)