【前園真聖コラム】第290回「みんなで集まれなくても世界の広さを実感できるチャレンジ」
サッカーの楽しさの1つは仲間と一緒にボールを蹴ることです。ですが今は新型コロナウィルスの影響でたくさんの人数では集まることが出来ず、ストレスを抱えている人も多いのではないかと思います。
大人は何とか我慢できても、子供はエネルギーを持て余していることでしょう。でもサッカーなら発散することが可能かもしれません。
今、日本サッカー協会は子供たち向けに1人で出来るトレーニングプログラムを、プロサッカー選手たちによる動画コンテンツやJFAチャレンジゲームという形で公開しています。また、他にもYouTubeやインスタグラムなどに多くの選手がいろんなレベルの「宿題」を出しています。
たとえば乾貴士は家の中の狭いスペースで練習できる非常に高度な技を披露しています。小野伸二は逆に、まだリフティングがうまく出来ない子供を対象にインスタグラムでコツを紹介しています。
日本人の選手だけではなく、外国人選手も1人で出来るチャレンジをいろいろアップロードしています。ネイマールが手本を示したトイレットペーパーチャレンジには、久保建英も含めて多くの選手が挑戦し、その動画を公開しています。もっとも今はトイレットペーパーが品薄なので、なかなかトライできないかもしれませんが、これも1人で出来る遊びとしてはとても楽しいものではないでしょうか。
こう考えると、1人で遊べるのもサッカーの楽しさの1つかもしれません。他のスポーツではなかなか出来ないし、ここまでの世界的広がりはないかと思います。その意味では、今は思いきりボールを蹴られないかもしれませんが、ここでサッカーの世界の広がりを実感してみるというのも、新型コロナウィルスに前向きに取り組むということになるかもしれません。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
大人は何とか我慢できても、子供はエネルギーを持て余していることでしょう。でもサッカーなら発散することが可能かもしれません。
今、日本サッカー協会は子供たち向けに1人で出来るトレーニングプログラムを、プロサッカー選手たちによる動画コンテンツやJFAチャレンジゲームという形で公開しています。また、他にもYouTubeやインスタグラムなどに多くの選手がいろんなレベルの「宿題」を出しています。
日本人の選手だけではなく、外国人選手も1人で出来るチャレンジをいろいろアップロードしています。ネイマールが手本を示したトイレットペーパーチャレンジには、久保建英も含めて多くの選手が挑戦し、その動画を公開しています。もっとも今はトイレットペーパーが品薄なので、なかなかトライできないかもしれませんが、これも1人で出来る遊びとしてはとても楽しいものではないでしょうか。
こう考えると、1人で遊べるのもサッカーの楽しさの1つかもしれません。他のスポーツではなかなか出来ないし、ここまでの世界的広がりはないかと思います。その意味では、今は思いきりボールを蹴られないかもしれませんが、ここでサッカーの世界の広がりを実感してみるというのも、新型コロナウィルスに前向きに取り組むということになるかもしれません。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。