「BLEACH」20周年プロジェクト【face again】がスタート!

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 全世界累計発行部数1億2,000万部を突破する、漫画家・久保帯人の代表作「BLEACH」の最終章にあたる「千年血戦篇」のアニメ化が、21日に配信された「BLEACH20周年プロジェクト&久保帯人新作発表会」内で発表された。

 「BLEACH」は、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を討伐する死神代行となった高校生・黒崎一護が、霊界にあたる世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)を揺るがす戦いに身を投じる姿を描いた作品。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2001年から15年にわたって連載され、2004年にはテレビアニメ化。複数の劇場版が制作されたほか、2018年には福士蒼汰主演で実写化もされた。

 「千年血戦篇」は、千年にわたる死神と滅却師(クインシー)の因縁や、一護の知られざるルーツを描く本作のクライマックス。「BLEACH」連載20周年プロジェクト【face again】の一環として、旧シリーズのテレビアニメ終了から8年を経てアニメ化が決定した。

 さらに、2021年の冬には、作品初となる「BLEACH原画展」の開催も決定。15年間の連載で描かれたカラーイラストや、数々の名シーンの生原稿を展示する予定で、会場や開催期間などの詳細はあらためて発表される。

 「まとめてアレコレ発表になって、みなさん半分ぐらい忘れちゃってることだろうと思います。僕は半分ぐらい忘れちゃってて、今このコメント書き直してるとこです」という久保は「『BLEACH』最終章は、まあアニメやってる間に最終章までいかなかったからしゃあないよねー。みたいな感じだったんですが、ここにきてアニメ化。聞けば『BLEACH』20周年だそうで。ありがたいですね。しかも『BLEACH』展までやってもらえるそうで。20周年に感謝です」と喜びのコメント。

 一方で「ここまでの文章が他人事みたいなのは、まだ『でかい規模でやるぞー!!』的な大枠しか決まってないからなんですが、どっちでもできるだけ協力して良いものにしていきたいなあと思ってます」とぶっちゃけつつ「そういやこないだ星十字騎士団のキャストも何人か選んだとこです。楽しかったー」とファンの期待をあおっている。(編集部・入倉功一)