NECは3月19日、アマゾンウェブサービス(AWS)上で運用可能なクラウド向けStand Alone型5Gモバイルコア(SA型5GC)ソリューションを開発し、提供を開始した。AWS上で運用可能なモバイルコアを含むコアネットワークビジネスにより、2023年度末までに100億円の売上を目指す。なお、新ソリューションは2019年6月に発表したAWS上で運用可能なNSA(Non Stand Alone)型モバイルコアソリューションとともに、法人向けモバイルネットワークサービスとして提供する。

5Gモバイルネットワークの導入においては、ネットワーク構築にかかるコストや拡張性、迅速なビジネス展開を実現するための構築スピードが課題となり、こうした課題の解決策として同社はAWS上で運用できるSA型5GCソリューションを提供する。

新ソリューションにより、同社のモバイルネットワークサービス技術と、AWSの各種マネージドサービス群(リソースやセキュリティなど、プラットフォーム全般の管理・運用を提供)を統合することで、初期投資の削減とスピーディかつスケーラブルな5Gモバイルネットワークを実現するという。

AWSの保有するグローバルインフラストラクチャを活用することで、国内外での迅速なビジネス展開を実現するほか、AWSの導入において実績を有していることから、AWS上での5Gモバイルネットワークの構築・運用の適切なサポートを可能としている。

また、新ソリューションではユーザデータを処理するU-Plane(UP)を最適な構築パターンで提供を可能としており、活用ユースケース例として通信事業者が海外でローミングサービスを行う場合、コスト効率よく迅速に別サイト/拠点における5Gモバイルサービスを提供することができるという。

通信事業者におけるユースケース

さらに、BWA(Broadband Wireless Access)/FWA(Fixed Wireless Access)事業者は、既設インフラと接続するためにUPをオンプレミスに構築することで、大容量データを効率よく伝送することが可能。

BWAおよびFWAにおけるユースケース

そのほか、法人企業は既設業務ネットワークとシームレスに接続することで、5Gモバイルネットワークを活用したビジネス展開ができるという。

法人企業におけるユースケース