新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、あと約4カ月に迫った東京五輪・パラリンピック開催について当の選手たちからも疑問の声が上がり始めた。きょう19日発売のスポーツ各紙が掲載している選手たちの反応を、「モーニングショー」が伝えた。

「スポーツニッポン」は、日本人の現役メダリストが「世界でまだ感染が広がっているので、通常開催は難しいのでは」と疑問を呈したと伝えている。別のメダリストも「間違いなく延期でしょ」。

新型コロナの影響で五輪予選が軒並み中止となり、現段階で約1万1000人の出場枠のうち43%が確定していないが、ある日本人選手は「1年の延期なら現段階で決まっている代表はこのまま。2年延期なら再選考でも納得できる」と話したという。

各国の五輪委員会会長からも「ノー」の声

「サンケイスポーツ」によると、2016年リオ五輪の女子棒高跳びの金メダリストで、ギリシャのステファニディ選手は「IOCは私たちの健康を脅かしたいのか」と怒りのツイートをした。また、カナダのIOCアスリート委員も「無神経で無責任。施設が閉鎖されており選手はどこで練習できるかもわからない」と不安を代弁している。スペイン・オリンピック委員会の会長は「開幕まで残り4カ月で、公平な条件の下、選手が五輪まで到達できない」、ジャマイカのオリンピック委員会の会長も「選手の安全と健康が最優先されなくてはならない」と指摘している。

司会の羽鳥慎一「本当の当事者の声です」

高木美保(タレント)「非常に説得力がありますね。日本人はどっかで『オリンピックがないと困るな』と思ってきましたが、それが結局裏目に出て、選手にこういうことを言わせてしまったのは無念な気がします」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「命と健康を守りたいというのが世界中の共通テーマになっているなかで、IOCや日本の政府やオリンピック関係者は何のためにそんなに開催したいのか、と突き詰めていくと、結局経済でしょ、お金でしょ、となってしまいます。世界中の空気を読まなくて大丈夫なのかな」