7・24開幕「とても難しい」五輪組織委理事 1年延期――キャスターの伊藤利尋が、けさ18日(2020年3月)のスポーツ報知の1面を紹介した。延期1年の理由は「新型コロナウイルスの世界の広がりを見ていると、7月24日(2020年)開幕は難しい。今回の五輪を最後と考えてきた選手にとって、2年延期となるとピークは過ぎ、出場するのは難しくなる。終息するのが前提だが、延ばしても1年までがギリギリではないか」というわけだ。

司会の小倉智昭「私は個人的には、今年(2020年)やってもらいたいですよ。トシですから」

「とくダネ!」が700人にアンケートをしたところ、444人が「延期すべき」、136人が「予定通り開催すべき」、120人が「中止すべき」だった。「延期すべき」の声には、「他は中止なのに、五輪だけやるのはおかしい」「外国人がウイルスを持ち込む可能性がある」というものだ。開催すべきは「(中止すれば)経済損失が大きいから」「準備してきた選手がかわいそう」。「中止すべき」は「他のイベントも中止になっているから」とさまざまだ。

IOCの思惑は「北京冬季と同じ22年開催」か

スポーツコンサルタントの春日良一氏は、「IOC(国際オリンピック委員会)は最後まで7月24日を諦めないでやっていこうという姿勢を見せています」と説明するが、春日氏は「4年に1度に行うというオリンピックの理念からいくと、延期は難しいが、できるとすれば、北京冬季五輪のある2022年ではないか」と語っていた。

感染症が専門の水野泰孝医師は、「新型コロナウイルスの世界的な感染のピークは2か月後前後とみられ、予定通りの開催は医学的には現実的ではありません。世界的に終息傾向になったときに開催すべきだと思います」と指摘する。

政治ジャーナリストの田史郎氏は「政府としては、世界的な状況を考えると、現実的には延期しかない。では、いつまでかとなると、総理は在任中に五輪開催を実現したい気持ちがあり、来年(2021年)は自民党総裁選が9月、衆院任期が10月までなので、延期は1年ぐらいがめどになるのでは」とみている。

古市憲寿(社会学者、作家)「政治的日程からオリンピックを決めてほしくないですね」

弁護士の若狭勝氏「いろんな人が、いろいろ言っていますが、いずれも希望的観測ですよね。大事なことは、感染がいつ終わるのかという科学的なところを押さえることですね」