きのう16日(2020年3月)深夜に行われた主要7か国首脳とのテレビ会議終了後、安倍晋三首相は、東京五輪・パラリンピックについて、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証しとして、完全な形で実現する」と述べた。しかし、開催時期については記者に質問されても明言しなかった。

キャスターの伊藤利尋「『完全な形』とは、多くの国々の人たちがみんなで一緒にやるわけですよね。しかし、今は多くの国々が閉じているので、完全な形のためには、新型コロナウイルスが終息することがキーワードになりますね。4か月後に実現しますか」

昭和大学医学部特任教授の二木芳人氏は「すでにパンデミックになりましたから、途上国などでは相当苦労すると思います。終息するには少し時間がかかるだろうと思います」とみる。

できるとすれば北京冬季五輪のある2022年か?

司会の小倉智昭「完全なる形だと、もちろん観客もいるということでしょうね」

田史郎(政治ジャーナリスト)「かなり含蓄のある言葉で、観客もいて、かつ入国制限など一切なく、出場できる選手はだれでも参加できる、そういう形を想定しています」

小倉「安倍総理自身は7月(2020年)の時点に完全なる形は無理だろうと考えて、こういう形で言ったのではないか。僕はそう受け取った」

伊藤「となると、延期がキーワードになってきます」

田「政府は、延期する方向を視野にしています」

「とくダネ!」の取材によると、官邸関係者は「中止はない。1年延期では秋はアメリカの都合(大統領選)で難しい。解散総選挙と同じで(中止や延期を)迫られてするのは最悪」といっている。

一方、スポーツコンサルタントの春日良一氏は「オリンピックの理念や歴史からすると延期は難しい。できるとすれば、北京冬季五輪のある2022年ではないか」とみている。