新型コロナ感染拡大を受け…ナポリFWインシーニェが病院に多額寄付

写真拡大

 ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、イタリア国内の病院に10万ユーロ(約1200万円)の寄付をした模様だ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が13日に報じている。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イタリアでは4月3日までスポーツ関連のイベントが中止されることが決定。セリエA再開も3日以降となる。セリエAではユヴェントスに所属するイタリア代表DFダニエル・ルガーニや、サンプドリアに所属するイタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニなどに陽性反応が出た。

 そんな中インシーニェは、カンパニア州(州都ナポリ)の病院に10万ユーロの寄付をした模様だ。カンパニア州知事のヴィンチェンツォ・デ・ルカ氏によって、同選手による多額の寄付が明らかとなった。ヴィンチェンツォ・デ・ルカ氏はインシーニェに対して次のような感謝を示している。

「ロレンツォ・インシーニェに感謝したい。彼は病院を助けるために、ナポリで最も行動的な人物の一人です。彼は新型コロナウイルスと戦い、病院を支援するために多額の寄付をしました」

 ナポリのキャプテンであるインシーニェは12日、自身のツイッターを通じてサッカーファンに向けて「家にいてくれ。皆でウイルスと戦おう」と呼びかける動画を配信するなど、率先して注意を促している。