村井チェアマンが会見で、4月3日以降の延期や無観客試合にも言及した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは3月12日の臨時理事会後の会見で、3月いっぱいの全公式戦の開催延期を発表した。

 新たに延期されるのは3月18日から29日のJ1・J2・J3の69試合で、4月3日のJ1第7節からの再開を予定している。会見に出席した村井満チェアマンは、3日以降の3度目の延期や、無観客試合の有無ついても会見で言及している。

「我々の目指すところは、お客様とともに試合を運営することです。3日の再開であれば、予定通りの日程で消化できると想定しています。しかし、これがギリギリのタイムリミットとは考えておりません。場合によっては大きな大会方式の変更なく、日程調整で4月中旬とか深いところまでいける可能性も残しておりますので、3日がタイムリミットで、そこを過ぎたら無観客になります、というギリギリのラインではありません」
 
 今後リーグ戦を再開する上での、判断を下すスケジュールとしては、「政府の見解が新たに出る可能性がある3月19日に中間ミーティングを行ない、25日を目途に準備が出来ているかの確認を行なって4月3日以降の方針を決める」と明かした。
 
 また、これだけの長期中断となると、クラブによっては財務態勢が脆弱となる恐れがある。クラブ規模にもよるが、主な収入源の入場料収入、放映権収入が長期間で途切れるとなると、クラブを運営していく上では死活問題となる。チェアマンは、現時点で危機的な状況のクラブは挙がっていないとしながらも、しっかりとクラブの状況をリアルタイム把握して対処していくと説明した。
 
 さらに、具体的な対応策についても、「リーグからの配分金を前倒して支給できるような、運用ルールの規定改定も進めております。様々な財務的措置、財源確保も進めていきます」と、様々な問題に対応すべく準備を進めていくと明言している。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部