中国、新型コロナ巡る米批判に反発 「米軍が持ち込んだ可能性も」

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[北京 12日 ロイター] - 中国外務省の報道官は12日、米軍が湖北省武漢に新型コロナウイルスを持ち込んだ可能性があると発言した。証拠は示していない。

複数の米政府高官が最近、中国の新型コロナ対応のスピードや透明性を巡り批判していることに中国側は反発しており、言葉の応酬が続いている。

外務省の趙立堅報道官はツイッターへの投稿で「米国でペイシェントゼロ(感染源)確認はいつなのか?何人が感染しているのか?病院はどこなのか?米軍が新型コロナの流行を武漢に持ち込んだのかもしれない。データを公表し、透明性を向上させるべきだ。米国は中国に説明する義務がある!」と述べた。

前日にはオブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が前日、中国が新型コロナに適切に対応しなかったため、世界は感染拡大に対する準備を整えるための2カ月を失ったと述べた。

中国外務省の耿爽報道官はこの日、新型コロナの世界流行が中国による対応の責任とする米政府高官らの発言を「道義に反し、無責任」と批判。「複数の米高官らは中国に責任をなすりつけるのではなく、新型コロナ対応に全エネルギーを注ぎ、協調を促進することを望む」と述べた。