『新型コロナウイルス対策会議』

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 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と日本野球機構(NPB)がつくる『新型コロナウイルス対策会議』は12日、専門家3人による提言をまとめた。「観客の対応」における項目では、サポーターの応援スタイルがリスク別に分けられた。

 提言は「選手・コーチ・監督・スタッフが、発熱・咳・倦怠感などの症状を認めたら休む勇気を持つこと」「観客も観戦にあたって発熱・咳・倦怠感などの症状を認めた場合にはスタジアムに行かないこと」という条件のもと、それぞれの当事者が「感染クラスターにならないこと」を目指すもの。選手ら関係者、ファン・サポーターに対する注意点が詳細に示されている。

 サポーター特有のリスク要因は”堝団蠡真瑤僚乎弔集まるマスギャザリング⊃郵みにおける不特定多数との遭遇・接触試合観戦中の濃厚接触状態-の3点。予防策としては「発熱、咳、倦怠感、咽頭痛などがみられる場合には観戦をご遠慮いただく」といった協力を求めるものの他、「ゲートの混雑解消」「サーモメーター等を利用したスタジアム入場時の体温チェック」など整備面での対策が挙げられた。

 加えて独自に応援スタイルのリスク評価も実施。飛沫感染の可能性が高い「ジェット風船」「指笛」「トランペット・ホイッスル」「メガホン」、接触感染の可能性が高い「立ったり座ったりを繰り返す」「肩組み、飛び跳ね」「ビッグフラッグ」「手旗」などが“高リスク”とされ、続く“中リスク”には「応援団による歌唱+拍手」「太鼓+拍手」「拍手+声援」などが列挙された。

 また、観客から感染者が出た場合に周囲に座っていた観戦者の特定をするため、自由席では「観客に自席をスマートフォン等のカメラで記録するよう係員が呼びかける」という工夫も浮上。まとまった応援や遠征に出かけるサポーターには「感染予防の意識と行動を、選手や球団、クラブと同じレベルで共有することがとても大切になります」と協力が呼びかけられている。

 詳しい提言リストはJリーグ公式サイトに公開されている。

(取材・文 竹内達也)