結婚相談所のツヴァイ(2417)、株主優待を廃止へ! IBJによるTOB(公開買い付け)で優待と配当を廃止も TOB価格が終値の1.8倍で、明日以降の株価上昇は必至

株式会社ツヴァイが、株主優待を廃止し、2021年2月期の配当予想を「無配」とすることを、2020年3月11日の15時30分に発表した。
ツヴァイの株主優待は、毎年2月末時点の株主に実施されており、内容は「100株以上を保有する株主に『活動サポート費50%割引優待券』3枚を贈呈」というものだった。
しかし、この株主優待は2020年2月末に実施された分を最後に廃止される。なお、2020年2月期の年間配当金は「15円」だったが、2021年2月期の配当予想は「無配」に変更された。
これは、IBJ(6071)がツヴァイにTOB(公開買い付け)を実施するため。成立すれば、ツヴァイはIBJの子会社となって、上場廃止になる見通し。
ツヴァイの廃止される株主優待制度の詳細
◆ツヴァイの廃止される株主優待制度の詳細 | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
2月末 | 100株以上 | 活動サポート費50%割引優待券3枚 |
ツヴァイの株主優待は、婚活で利用できる割引優待券だったが、廃止が決定した。ちなみに、ツヴァイを子会社化するIBJも婚活サービスを提供する企業で、株主優待では婚活パーティーの招待券などを贈呈している。なお、TOB(公開買い付け)価格は884円で、本日の終値492円と比べると1.79倍も高く設定されており、今後は884円前後まで株価が上昇するのは必至な状況だ。
ツヴァイは結婚相手紹介サービスを手掛けるイオングループの企業。2020年1月10日に発表した2020年2月期(通期)の業績予想は、売上高31億円(前期比12.2%減)、営業利益3億5000万円の赤字、経常利益3億2000万円の赤字、当期純利益11億7500万円の赤字。
■ツヴァイ | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
サービス業 | 2417 | 東証2部 | 2月末 |
株価(終値) | 必要株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
492円 | 100株 | 4万9200円 | ー |
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※株価などのデータは2020年3月11日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |