神戸市や新潟市、東京都江東区、群馬県太田市で新型コロナウイルスの保育士感染が続く中で、阿部祐二リポーターが埼玉県所沢市の認可保育園を訪ねて実状を聞いた。

160人いる園児の80%が今も通っており、秋田和人園長は「われわれの園でももしかしたら危険があるのではないかと心配します」と話す。保育士は毎朝自宅で検温し、37・5度以上の熱があれば自宅待機と申し合わせ、出勤後の手洗いは毎日励行しているが、「できるところから最大限対応するしかない」という。

感染者が出たらどうするかという対応指針があいまい

細心の注意を払っているが、悩みは消毒液が足りなくなってきたことだ。あと2本しかなく、拭き掃除は市販の塩素系漂白剤から次亜塩素酸ナトリウム液を作ってしている。

近藤春菜キャスター(お笑い芸人)「保育士さんたちの仕事量も、気を付けなければならないことが増えている状態なのに、消毒用のアルコールやマスクが必要なところへ回っていない」

日本感染症学会の専門医、佐藤昭裕医師は「保育士さんが疲弊するリスクが懸念される。忙しくて睡眠不足などから手洗いを忘れるといった可能性も出ます」と指摘した。

もし感染者が出たときにどうするかという対応指針があいまいなことも、保育現場を戸惑わせる。国は感染拡大の時は原則休園としているが、ただし「地域での感染状況により市町村の判断で臨時休園する」となっている。これがわかりづらく、「どの程度のことなのか」と園長は考え込んでいた。

司会の加藤浩次「大変なことで、職員や保護者の感染を(完全に)防げといっても難しいなあ」