Filmarksで高評価が集まるものの、レビューには「苦しかった…」など精神的に追い込まれた様子が多く寄せられた重めの良作を10本セレクト。

ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)

チェコ移民のセルマ(ビョーク)はアメリカの町で息子とふたりで暮らしていた。しかし彼女は遺伝性の疾患で視力が衰えており、同じ病を患う息子の手術代を稼ぐために懸命に働いていた。しかしある日、工場をクビになり、貯めていたお金まで盗まれてしまうのだった……。

デンマーク映画界の巨匠ラース・フォン・トリアー監督がアイスランド出身のスター歌手ビョークを主演に、ある移民が体験する悲劇をミュージカル仕立てで映画化。トリアー特有の手持ちカメラやジャンプカットなどスタイリッシュな映像表現と驚愕の展開が評価され、第53回カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールと主演女優賞を受賞した。

『es [エス]』(2002)

アメリカのスタンフォード大学は、ある実験のために新聞広告で公募者を募った。それは被験者たちを看守と囚人に分けて、校内に設置さらた刑務所で生活をするというもの。はじめは誰もが簡単な実験と考えていたが、看守たちの行動が次第に暴力的になり……。

1971年にアメリカのスタンフォード大学心理学部で実際に行なわれた実験を基にしたマリオ・ジョルダーノの小説を原作に、ドイツの映画監督オリヴァー・ヒルシュビーゲルが映画化。タイトルは精神分析の創始者フロイトの概念により、人間の無意識の恐怖が描かれる。

『マシニスト』(2004)

機械工のトレバー(クリスチャン・ベイル)は1年以上も不眠症で眠れず、病的なまでのやせ細ってしまった。そんなある日、勤務現場で不注意から事故を起こし、同僚に怪我を負わせてしまう。追いつめられるとトレバーの精神状態は徐々に不安定になっていくのだった。

『ワンダーランド駅で』(1998)のブラッド・アンダーソンが「ダークナイト・トリロジー」シリーズの人気実力派俳優クリスチャン・ベールを主演に、原因不明の不眠症に悩む男の日常を描いたサイコ・サスペンス。極度に痩せた主人公を演じるためにベールは、体重を30キロまで減らし徹底した役作りが話題となった。

『ソウ』(2004)

老朽化したバスルームで目覚める二人の男。ゴードン(ケイリー・エルウィズ)とアダム(リー・ワネル)は鎖で繋がれ自由に動けない。そして部屋の中央には死体が。謎の殺人鬼「ジグソウ」から与えられたメッセージ。生き残りをかけたデス・ゲームが突如はじまる。果たして彼らは脱出出来るのか。

全米2,000館で公開、世界が熱狂したソリッド・シチュエーションスリラーのシリーズ第1作。究極のサバイバルを描いた監督のジェームズ・ワンと『アップグレード』(2018)のリー・ワネルは、本作をきっかけにして一躍注目の存在となった。

『ミスト』(2007)

メイン州を襲った嵐の翌日、町全体には霧が立ち籠めていた。食料品を買うためにスーパーマーケットへ出かけたデヴィッド(トーマス・ジェーン)は、濃い霧のために身動きが出来なくなってしまう。スーパーから外へ出ようとした店員が何者かに襲われ……。

アメリカのホラー小説作家スティーヴン・キングによる中編小説『霧』を原作に、同じキングの原作で『ショーシャンクの空に』(1994)と『グリーンマイル』(1999)を監督したフランク・ダラボンが映画化。霧の中の見えない存在に恐怖する人間の心理が巧みに描かれる。

『ブラック・スワン』(2010)

ニューヨークの名門バレエ団に所属するニナ(ナタリー・ポートマン)。ある日、次回公演「白鳥の湖」のプリマ候補に選ばれ、演出家トマ(ヴァンサン・カッセル)によって主役に抜擢される。しかしニナは次第に精神のバランスを崩していく。

『レスラー』(2008)のダーレン・アロノフスキー監督が人気実力派女優ナタリー・ポートマンを主演に名門バレエ団の新公演で繰り広げられる愛憎劇を描いたサイコ・スリラー。物語の鍵となる演出家役にフランスの名優ヴァンサン・カッセル。登場人物たちの深層心理を抉り出す緊迫の映像表現に圧倒される。

『セッション』(2014)

ジャズドラマーを目指すアンドリュー(マイルズ・テラー)は、アメリカ随一の名門音楽学校に入学し、伝説の教師フレッチャー(J・Kシモンズ)に師事する。しかし完璧主義者のフレッチャーの指導は想像を絶するほど厳しく、容赦ない罵声にニーマンは耐える他なかった。

監督は『ラ・ラ・ランド』(2016)のデイミアン・チャゼル。第30回サンダンス映画祭でグランプリと観客賞受賞したことで世界各国の映画祭で注目を集めた。第87回アカデミー賞では3部門を受賞しており、鬼教師を怪演したJ・Kシモンズは見事助演男優賞を受賞した。

『哭声 コクソン』(2016)

平和な田舎の村に謎の男がやって来ると、村人が自分の家族を次々殺害していくという事件が多発する。犯人には濁った目とただれた肌という共通点があり、謎の男の噂とともに、事件の謎が深まっていく。そして警官のジョング(クァク・ドウォン)は娘の肌も同じようにただれていることに気付き……。

監督は『チェイサー』(08)などのナ・ホンジン。誰も想像できないラストへ向かうにつれ、観ているものを極限の不安に追い込む秀逸な韓国スリラー作品。物語の重要な人物となる謎の男を演じた國村準の怪演が注目を集め話題となった。

『クワイエット・プレイス』(2018)

宇宙からの侵略を受け、人類が滅亡の危機に瀕している世界。その侵略者は、わずかな物音を察知して人間をすぐに襲ってくるほどの非常に鋭い聴覚を備えていた。そんな状況の中、アボット一家は手話を使うことで生き残っていた。しかし妻のイヴリン(エミリー・ブラント)は出産を間近に控えていた……。

“無音”という新感覚ホラーとして全米で大ヒットを記録。監督はエミリー・ブラントの実生活での夫でもあるジョン・クラシンスキー。本作でも夫役を務めており、初共演。実際の夫婦でもある二人が表現する、極限状態の中での親子の心の葛藤、家族の絆も見どころ。

『ジョーカー』(2019)

ゴッサム・シティで大道芸人として生きるアーサー(ホアキン・フェニックス)。母ペニー(フランセス・コンロイ)の介護をしながら、自身も精神疾患のためカウンセリングに通っていた。そうした日々を繰り返すうちに、人々を笑顔で幸せにしようとするアーサーの心の中に言い知れぬ狂気が渦巻き始めるのだった……。

DCコミックスの大人気コミック「バットマン」のディランであるジョーカー誕生秘話を描く本作は、第76回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞というアメコミ映画史上初の快挙を成し遂げた。ジョーカー役のホアキン・フェニックスは歴代ジョーカー俳優の中でも群を抜く怪演ぶりをみせ、圧倒的な演技力が世界中の賞賛を浴び、第92回アカデミー賞 主演男優賞を受賞。ジョーカー俳優として映画史にその名が刻まれることとなった。

【文・チャーリー】

映画マガジン FILMAGA 映画ファンが「これは怖い…」と評価する!名作ホラー映画20本
2019.01.16
映画

映画ファンが「これは怖い…」と評価する!名作ホラー映画20本

 

FILMAGA編集部

35
映画ファンに人気のおすすめホラー映画、『死霊館』『クワイエット・プレイス』『シックス・センス』など計20本を紹介。

映画ファンの評価が高いホラー映画を15本まとめてご紹介。観たあと、後悔するような戦慄のホラー作品が目白押し。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)

 

アンディ・ムスキエティ監督の代表作品。ビル・スカルスガルド、ジェイデン・リーバーハー出演。

平穏な日常が突如恐怖に包まれる。田舎町に暮らす少年ビルの弟が雨の日に血痕を残し、失踪してしまう。自分を攻めるビルは、「それ」を度々目にするようになる。彼が恐怖を感じる度に姿を現す「それ」は、どこにでもやってくる。ビルの仲間たちも「それ」の姿を目の当たりにし、全員で立ち向かう決心するが、さらに大きな恐怖が待ち受けていた……。

『キャビン』(2012)

『オデッセイ』などの脚本を手がけるドリュー・ゴダード監督作品。クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース出演。

女子大生のデイナは友人のジュールスに誘われ、バカンスを楽しむために、5人の仲間と山奥にある別荘を訪れる。地下室で見つけた恐ろしい内容が綴られた日記を読んだとき、仲間が一人また一人と姿を消していく。しかし、5人の行動は、謎の組織により監視され、コントロールされていたのだった。何も知らない彼らに恐怖が忍び寄り……。

『ドント・ブリーズ』(2016)

『死霊のはらわた』などのフェデ・アルバレス監督作品。ジェーン・レヴィ、スティーヴン・ラング出演。

主人公のロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスと窃盗を繰り返し、町を出るための資金を集めていた。最後の案件として、大金が隠してあると噂される盲目の老人宅へ忍び込む。しかしその老人は、目が見えない代わりに、驚異的な聴覚と、怪力の持ち主だった。侵入した者を決して逃さない老人に追い詰められる若者たち。逃げ惑う彼らが、地下室に辿り着くとそこには、老人が隠している秘密があった……。

『ゲット・アウト』(2017)

ジョーダン・ピール監督の代表作品。ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ出演。

ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、週末に白人の恋人であるローズの実家に招かれる。彼女の申し出を嬉しく感じつつも、実家に向かう道中も不安を感じるクリス。彼の不安とは裏腹に手厚い歓迎を受けるが、黒人の使用人が従事している光景に違和感を覚える。翌日のパーティーで、さらに「何かがおかしい」と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から帰ろうとするが……。

『イット・フォローズ』(2014)

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の代表作品。マイカ・モンロー、キーア・ギルクリスト出演。

19歳のジェイはある男と一夜をともにするが、その後男が豹変。縛り付けられたジェイは「それ」に殺される前に誰かにうつせ、と命令される。ゆっくりと歩いてくる「それ」はうつされたものにだけにだけ見える。「それ」に捕まったら必ず死が待っている。果たしてジェイは、いつ、どこで現れるか分からない「それ」の恐怖から逃げきることができるのか。

『シャイニング』(1980)

『時計じかけのオレンジ』などのスタンリー・キューブリック監督作品。ジャック・ニコルソン出演。

冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってくる。このホテルでは過去に管理人が妻と子供を惨殺するという惨劇が起こっていた。初めは、気にも留めないジャックであったが、次第に彼の精神が蝕まれていく……。

『エスター』(2009)

『フライト・ゲーム』などのジャウム・コレット=セラ監督作品。ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード出演。

夫婦のケイトとジョンは、赤ん坊を死産で失い、悲しみに暮れていた。どうにか状況を好転させようと考え、養子を迎え入れることを決断する。地元の孤児院で出会ったエスターという少女の魅力に惹かれた夫婦は、彼女を養子として迎え入れる。しかし、エスターと共に過ごしていくにつれ、ケイトは、彼女の言動に違和感を覚え始める……。

『クワイエット・プレイス』(2018)

ジョン・クラシンスキー監督、出演作品。エミリー・ブラント主演。

人類が滅亡の危機に瀕し、荒廃した世界。この世界には、音に反応し、人間を襲う「何か」がいる。沈黙を守る一家は手話でコミュニケーションを行い、生活をしていた。しかし、これまで生き延びてきた彼らだったが、母親は出産を控えている。彼らは最後まで沈黙を守ることができるのか……。

『シックス・センス』(1999)

『アンブレイカブル』などのM・ナイト・シャマラン監督の代表作品。ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント出演。

名高い精神科医であるマルコム。ある日、彼は担当していた患者の銃弾を受け、倒れてしまう。何とかリハビリに成功した彼は、複雑な精神病を抱えた少年・コールの治療を担当することになる。コールの治療に取り掛かりながらも、自らも彼に癒されていくマルコム。しかし、コールには隠された秘密があった。

『ヴィジット』(2015)

本作も『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマラン監督作品。キャスリン・ハーン、オリビア・デヨング出演。

休日を過ごすために祖父母の家を訪れた姉弟。この家には奇妙な「3つの約束」があった。楽しい時間を過ごすこと、遠慮なく食べること、夜9時半以降は部屋から出ないこと。夜9時半を過ぎ、異様な気配で目が覚める2人。部屋の外から聞こえるただ事ではない
物音に恐怖を覚えた彼らは、絶対に開けてはいけない言われていた部屋のドアを開けてしまう……。

『残穢 住んではいけない部屋』(2016)

『白ゆき姫殺人事件』などの中村義洋監督作品。竹内結子、橋本愛出演。

小説家の「私」のもとに、読者から奇妙な1通の手紙が届く。読者によるとマンションでは、奇妙な音がするという。「私」は、好奇心が抑えられず、調査を開始する。そのマンションでは、過去に数々の恐ろしい事件を起きていたことが明らかになる。戦慄の真相に近づくつれ、更なる事件に巻き込まれていく……。

『貞子vs伽椰子』(2016)

『不能犯』などの白石晃士監督作品。山本美月、玉城ティナ出演。

有里は、呪いのビデオを鑑賞してしまったことを気に病み、霊媒師に除霊を依頼する。同じ頃とある呪われた家に入り、霊に取り憑かれてしまった鈴花は、有里と協力し、お互いの呪いを消すための方法を考える。考えついた結果、お互いの呪いをぶつけるというに至る。果たして呪いを消すことができるのだろうか?

『ライト/オフ』(2016)

『アナベル 死霊人形の誕生』などのデイビット・F・サンドバーグ監督作品。テリーサ・パーマー出演。

幼い弟と離れて暮らすレベッカ。彼女はある日、弟から「電気を消すと、何かが来る。」という話を聞かされる。弟を襲うという「それ」に初めは半信半疑だったレベッカも次第にその存在を実感するようになる。なぜ彼女たちは襲われるのか。恐ろしい秘密が明らかになる時、史上最恐の一夜が幕を開ける。

『死霊館』(2013)

『ソウ』などのジェームズ・ワン監督作品。ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン出演。

両親と5人の娘たちは、古びた一軒家に引っ越してきた。しかし、引っ越したときから一家に異変が訪れる。毎朝母親の体にできるあざ。同じ時間で止まる時計……。次々に起こる不気味な現象の数々は、娘たちにも危害を及ぼし始める。このことをきっかけに、一家は、心霊学者の夫妻に問題解決を依頼する。現地調査を行う夫妻が、邪悪な存在に立ち向かうが……。

『死霊館 エンフィールド事件』(2016)

前述の『死霊館』の続編。監督、メインキャストは続投。

ロンドン北部に位置するエンフィールド。シングルマザーと4人の子供たちは、家に現れる怪奇現象に悩まされていた。正体不明の音。勝手に動く家具……。説明できない現象が次々に襲ってくる。そんな状況が続き、一家は、心霊研究家の夫妻に助けを求める。一家を襲う怪奇現象の正体を探るために、彼らの家を訪れる夫妻に、恐怖が待ち受けていた……。

『ヘレディタリー/継承』(2018)

アリ・アスター監督作品。トニ・コレット、ガブリエル・バーン出演。

グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニーは、過去の出来事がきっかけで母に愛憎入り交じる感情を抱いていたが、家族とともに粛々と葬儀を行う。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。アニーと夫、高校生の息子、そして人付き合いが苦手な娘は家族を亡くした喪失感を乗り越えようとするが、奇妙な出来事がグラハム家に頻発。暗闇に誰かの気配がする……。やがて最悪な出来事が起こり、想像を絶する恐怖が彼女たちを襲う。グラハム家に隠された秘密とは?

『ジェーン・ドウの解剖』(2016)

アンドレ・ウーヴレダル監督作品。エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス出演。

バージニア州の田舎町に住む経験豊富な検死官・トミーは、息子のオースティンと共に遺体安置所と火葬場を経営している。ある夜、地元の保安官から緊急の検死依頼が入る。それは、3人が惨殺された家屋の地下から裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ”の検死であった。いつも通りの検死だと思われたが、解剖を進めていくと、その遺体に隠された"戦慄の事実′′が判明し、怪奇現象が次々に発生。外では嵐が吹き荒れる中、遺体安置所という閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖がはじまろうとしていた......。

『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)

『ライト/オフ』などのデイビット・F・サンドバーグ監督作品。ハビエル・ボテット、アリシア・ビーラ・ベイリー出演。

数年前に幼い娘を亡くす悲劇に見舞われた、人形職人とその妻。彼らの館に、閉鎖に追い込まれた孤児院のシスターと6人の少女たちがやってくる。ようやくたどり着いた新居に喜んだのも束の間、やがて彼女たちは人形職人がつくった人形アナベルに狙われ、恐怖の呪縛にとらわれていく。日に日に激化していく異常現象、館中に響き渡る少女たちの悲鳴、どこまでも“憑いて”くるアナベル……。

『スクリーム』(1996)

「スクリーム」シリーズを手がけるウェス・クレイヴン監督作品。ドリュー・バリモア、ネーヴ・キャンベル出演。

カリフォルニア州の田舎町で、高校生のケイシーが不気味な電話を受けた後、恋人と共に惨殺される事件が発生。同じ高校のシドニーもその電話を受けていたが、恋人に助けられる。町には外出禁止令が出され、学生たちは大はしゃぎするが、そんな中を殺人鬼が徘徊していた。果たして殺人鬼の招待とは……?

『インシディアス』(2010)

『ソウ』などのジェームズ・ワン監督作品。パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン出演。

ジョシュと妻のルネは、子供たちと一緒に心機一転とある古い一軒家に引っ越す。しかし引っ越し直後から不気味な出来事が相次ぎ、息子のダルトンが屋根裏部屋ではしごから転落して昏睡状態に陥ってしまう。不吉に思った夫婦はすぐに新しい家に引っ越すが、一家にはすでに見えない何かが取り憑いていた……。

【文・チャーリー】

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。

※2020年3月6日データに基づいています。