写真は映画『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカ
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 Netflixは現地時間5日、『チャーリーとチョコレート工場』を基にしたアニメーション2本の制作決定と共に、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティが監督・脚本・製作総指揮を務めると発表した。

 原作は、小説家ロアルド・ダールが1964年に発表した児童小説「チョコレート工場の秘密」。ウィリー・ウォンカが経営する巨大なチョコレート工場の見学チケットを手にした少年チャーリーが、工場内で奇妙な体験をするさまを描いた作品で、1971年に『夢のチョコレート工場』として、2005年にはティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ『チャーリーとチョコレート工場』として映画化されている。

 Netflixによると、アニメーション2本のうち、1本はロアルドの原作小説に基づいた作品となり、もう1本は、チョコレート工場の従業員である小人ウンパ・ルンパを描くオリジナル作品になるという。

 Netflixオリジナルアニメーション部門の副部長メリッサ・コブは「私はダールの物語を読んで育ち、幼少期の多くを魔法の世界と共に過ごしました。タイカが参加するまでは、ウィリー・ウォンカ、チャーリー、ウンパ・ルンパをアニメーションとして描けるクリエイティブパートナーを探すのにとても苦戦していました」と声明でコメントしている。
 
 監督・脚本・製作総指揮に就任したタイカは、『ジョジョ・ラビット』でアカデミー賞脚色賞を受賞。今後も、新作映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ(原題)/ Next Goal Wins』や、マーベル・スタジオ製作の映画『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題) / Thor: Love and Thunder』が控えており、ヒットメーカーとして多忙を極めている。(編集部・倉本拓弥)