Microsoftは米国時間2020年3月4日、PowerShell 7.0の正式リリースを公式ブログで発表した。Windows版(Windows 7/8.1/10、Windows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019)やmacOS版(バージョン10.13以降)、Linux版(Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7以降/Fedora 29以降/Debian 9以降/Ubuntu 16.04以降/openSUSE 15以降/Alpine Linux 3.8以降)向けバイナリーはGitHubのリリースページからダウンロードできる。なお、Linux版はARM32/64版を用意するものの、ARM版Windowsはリストに含まれない。

PowerShell 7.0は「ForEach-Object -Parallel」のパイプライン並列化や、「a ?b : c」「||&&」「????=」といった新たな演算子のサポート、エラーの原因を調査しやすくするための「Get-Error」コマンドレットなど新機能を追加した。詳細情報は公式ドキュメントやGitHubのリリースノートを参照していただきたい。

Windows Terminal上で起動したPowerShell 7.0

Microsoftは2016年8月にPowerShell Coreを、Windowsに依存しないクロスプラットフォーム化とオープンソース化することを発表してきた。同社は今回の正式リリースについて、「Windows PowerShellとの下位互換性を優先してきた。そのためPowerShell 7以降が真のPowerShellだ」(同社Program Manager at Microsoft for PowerShell Core, Joey Aiello氏)と先の公式ブログで述べている。また、サポート期間は、PowerShell Core 6.2に対して「PowerShell 7.0リリースから6カ月後」との記載があるものの、PowerShell 7.0以降は.NET Coreのサポート期間に合わせるため、米国時間2019年12月3日にリリースした.NET Core 3.1と同じく2022年12月3日がサポート終了日となる。

阿久津良和(Cactus)