「麺や 大一」の会津山塩ラーメン

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福島県の代表的な観光地である会津若松市。ここはラーメンも激戦区で、古来の山塩を使ったラーメンや淡麗の新星がしのぎを削っている。<■情報は発売中の「福島Walker」より■>

【画像を見る】透んだスープと太い麺が美しい!「うえんで 山鹿店」の中華そば

■ 会津山塩ラーメンが人気「麺や 大一」

「麺や 大一」(会津若松市滝沢町6-22)は、ほんのり甘味を感じる「極上の塩」と呼ばれる会津山塩を使ったラーメンが食べられる。店主はホテルの元料理長で、会津地鶏など地元食材に造詣が深く、手腕を感じさせる。

「会津山塩ラーメン」(750円)は、地鶏ガラと手羽、国産豚骨、炙りアゴのダシ、カツオダシに会津山塩タレという透き通ったスープが絶妙の旨さだ。

■ 名店の2号店が会津若松市街に「うえんで 山鹿店」

「うえんで 山鹿(やまが)店」(会津若松市西栄町2-17)は、同市大戸町の名店「うえんで」の2号店で19年4月にオープン。店主は3代目だが、先代の指導は受けず独学でラーメンを学んだ。優しい旨味に満ちた一杯は、煮干しの風味がほのかに香る素朴な味わい。

「中華そば」(680円・税込)は、本店でもおなじみの昔ながらの中華そば。素朴な味わいで安定感抜群の定番メニューだ。

■ 会津には珍しいストレート麺「HACHI」

「HACHI(はち)」(会津若松市中島町3-40)は、デザイナーから転身した店主が、東京での修業を経て故郷の会津に19年開店。熱が均等に伝わる平ざるを使って仕上げる、しなやかな中細ストレートの自家製麺が鮮烈な印象を放つ。

「ワンタン麺」(1,110円・税込)は、皮から手作りするというワンタンに淡麗なスープがよく絡み、肉の旨味が力強く伝わってくる。(東京ウォーカー(全国版)・【「福島Walker」編集部】)