中国メディアは、「アリババが日本にマスク100万枚を寄付」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国から感染が拡大した新型コロナウイルス。その中国では湖北省以外の地域では強引ともいえる強力な封じ込め政策により、新たな感染者数がかなり減少しており、2週間以上も新規感染者が出ていないところも増えてきている。一方の日本は感染者の増加が止まらず、「この1ー2週間が正念場」とも言われている。

 中国メディアの百度は3日、「アリババが日本にマスク100万枚を寄付」と題する記事を掲載した。中国のインターネット通販最大手アリババグループは2日、新型コロナウイルスの感染が拡大している日本に対し、マスク100万枚を寄付すると発表したが、これは「日本への恩返し」だという。

 中国で新型コロナウイルスの感染が爆発的に増加していた時、日本からマスクや防護服などの支援物資が中国へ寄付されたが、アリババグループも12万着の防護服を寄贈されたという。この防護服は、アリババ公益基金会を通して緊急に必要とする各地の病院へ素早く送られたと記事は伝えた。

 これはわずか3週間前の話だが、今では日本が新型コロナウイルスの感染が深刻な国になっており、「今度は自分たちの番だ」と、アリババは日本にマスク100万枚を送ることを決定したという。

 記事は、発送を待つマスクの段ボールの山の写真を掲載。そこには、「青山一道、同担風雨」という文字も見える。これは、困難をともに背負うという意味の漢詩で、日本からの支援物資の箱に書いてあった「山川異域、風月同天(住む場所は違ってもつながっている)」などの漢詩が思い出される。

 中国ではネット上で、アリババグループ創始者のジャック・マー(馬雲)氏に対する称賛が相次いでいるというが、日本でも感謝されている。困った時はお互い様であり、こうした親切はありがたく受け入れたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)