ヨーグルトだけでは不十分!?腸を活性化させるためのプラス食材とは?

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 昨今、健康のためによく話題となる、食事の工夫で腸内環境を整える“腸活”を実践していますか?

 ネオマーケティング社が実施した「健康と腸活」に関する調査(対象:全国20〜60代の男女1,000名)の結果、約3人に1人が腸活を実践していると回答し、その約9割が腸内環境を整えるために、「ヨーグルト」を食べていることが分かりました。

 でも、多くの人が腸活に取り入れているヨーグルトですが、それだけでは十分な効果が得られない可能性があるそうです。腸の専門家である松生クリニック院長、松生恒夫さんに話をうかがいました。

 腸内環境を整える主役は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの「善玉菌」ですが、ヨーグルトに含まれている乳酸菌の多くは胃酸に弱く、消化の過程でほとんど消滅してしまい、腸に届くときにはほとんどが「死骸」となってしまうのだとか。死骸が腸内に存在する善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすことに一役買っていることに間違いはありませんが、何より大切なことは善玉菌を「活動させる」こと。そのためには、善玉菌が産生物を出す「発酵」を促すことなんだそうです。

 このため、食事で腸内環境を整えるにはヨーグルトなどの善玉菌が豊富な食品に加え、腸内の善玉菌が発酵するのに必要なエサである「食物繊維」を並行して摂ることが必要です。例えば、サラダに入っているレタスやキャベツなどの葉物野菜は大半が水分のため、プラスして食物繊維が豊富な穀物や根菜類、海藻、フルーツなどを積極的に取り入れるとよいそう。

 全粒小麦、小麦ブラン(ふすま)や玄米のふすま部分に含まれるアラビノキシラン、大麦やオーツ麦に含まれるβグルカン、菊芋や玉ねぎにふくまれるイヌリンなどが該当するそうですよ。

 食事にヨーグルトを取り入れる際は、根菜や海藻類を使ったおかずを合わせ、ヨーグルト単体で食べる場合は穀物やフルーツを入れると美味しく続けられそうですね。効果が期待できる腸活のためにも、今日から食物繊維をプラスしてはいかがでしょうか。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)