INACでは10番を背負って活躍した大野忍。(C)SOCCER DIGEST

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 なでしこリーグのINAC神戸レオネッサは3月1日、昨季いっぱいで現役を引退した大野忍が、INAC東京(INAC神戸の育成組織)のテクニカルコーチに就任することを発表した。クラブの公式ホームページには、以下のような就任コメントが掲載されている。
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「このたび、INAC神戸の育成組織であるINAC東京のテクニカルコーチに就任する事になりました。精一杯頑張りたいと思っていますし、将来、INAC神戸でプレーする選手を育てられるよう努力していきたいと思います」

 また、大野のコーチ就任を伝えたクラブの公式SNSには、ファンから以下のようなコメントも寄せられた。

「忍ちゃん、お帰りなさい」
「期待しています」
「いい選手がたくさん育ちそう」
「前とは違うけどINACのユニホーム姿、楽しみです」
「めちゃくちゃ嬉しいです」
「未来のINAC神戸に、第二、第三の大野忍を送り込んでください〜」
 
 1999年に日テレ・ベレーザでプロキャリアを始めた大野は、11年にINAC神戸に移籍。その後、フランスのリヨン、イングランドのアーセナルレディースなど海外のクラブでもプレーし、帰国後の15年から17年まで再びINACに所属。18年から所属していたノジマステラで、昨季終了後に引退を発表していた。

 日本代表でも11年の女子ワールドカップ優勝、12年のロンドン五輪の銀メダル獲得、15年の女子ワールドカップ準優勝などに貢献。なでしこリーグでMVPを3回(05年、07年、10年)、得点王を4回(07年、08年、10年、11年)、ベストイレブンに9度選出されるなど、日本女子サッカー界を代表する選手だった。

 今年2月5日に引退を発表した時は、「1999年からプロサッカー選手として、海外クラブも含め、たくさんの方々にお世話になりました。B級ライセンスも取得がおわり、今後はこれまでの経験を指導者という立場でサッカー界に貢献していこうと思っております」とのコメントを残していたが、その言葉通りセカンドキャリアの第一歩を踏み出した。

 数々の栄光を勝ち取ってきた大野だけに、その経験は間違いなく次の世代の選手たちに受け継がれていくことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部