ロシア首都モスクワのニコルスカヤ通りを歩く女性(2020年2月21日撮影、資料写真)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP

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【AFP=時事】ロシアの首都モスクワではここ数か月間、冬にはおなじみの降雪がほとんどなく、観測史上最も暖かい冬となった。ロシア水文気象環境監視局(Rosgidromet)が2月29日、明らかにした。

 同監視局のロマン・ビルファンド(Roman Vilfand)局長は国営タス(TASS)通信に対し、12月〜2月のロシアの平均気温は、これまで冬の平均気温として過去最高だった1960〜61年のマイナス2.8度よりもさらに約2.5度高かったと述べた。これほどの差で最高記録が更新されるのは極めて異例だという。

 ビルファンド氏は「再びこれほどの暖冬になることはしばらくないと確信している」と述べた上で、冬の最高記録全体を破る可能性があるが、データは現在集計中だと述べた。

 140年前に気温の観測を始めたロシアにとって、2019年はまた観測史上最も暑い年でもあった。モスクワに住む年配の世代は、市内の公園が雪に覆われた数十年前のひんやりとした冬を懐かしんでいる。

【翻訳編集】AFPBB News

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