甲府との練習試合で2得点の仙頭。ゴール以外でも切れのあるプレーで存在感を放った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[練習試合]横浜8-3甲府/2月29日

 上々のパフォーマンスだった。45分×3本が組まれたヴァンフォーレ甲府との練習試合で、横浜F・マリノスの今季の新戦力、仙頭啓矢が2ゴールの活躍を披露した。

 相手のギャップを上手く突きながら、積極的にプレーに絡み、攻撃をリード。周囲を活かしつつ、チャンスがあれば自らもゴールを狙う。1本目の31分、2本目の15分に得点。とりわけ2点目は、狙いすました強烈なミドルで鮮やかにゴールネットを揺らした。

 とにかく、仙頭は“結果”にこだわった。

「まだ試合にも出られていないですし、このチームでの立ち位置も理解しています。やっぱり、結果で示していくしかない。自分の特長は点を取るところだったり、アシストだったり、そういう得点に絡むところだと思うので。

 J2(のクラブ)から来て、覚悟している部分もありますし、去年、J1で優勝しているF・マリノスへのリスペクトもあります。そのなかで自分がどうやって存在を示していくか。こういう練習試合でも、結果にこだわっていきたい」

 ゴール以外のプレーでも、的確なポジショニングでフリーになってボールを呼び込み、テンポ良くパスを捌く。味方との距離感も良かった。一つひとつの動きに切れがあり、新天地の戦術を十分に理解していることを証明し、それを体現できていた。

 もっとも、仙頭自身は「まだまだ課題もいっぱいある」と満足はしていない。レギュラー奪取に向けて好アピールできたのは間違いないが、「もっと上を目指して、成長して、F・マリノスのサッカーにもっと浸透できるようにしていきたい」と貪欲な姿勢を見せた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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