プラハの「Apple Museum」は愛の深い聖地だった、館内BGMはジョブズのプレゼンで卒アルも展示(花森リド)


プラハ。チェコの首都であり、神聖ローマ帝国時代からの建造物が今ものこる美しい都市です。おいしいビールと世界遺産であふれた宝物のようなこの街の中心部に、ガジェット界の宝箱のような私設ミュージアム「Apple Museum」があります。その名の通り、アップル製品でいっぱいの博物館。グーグルマップで偶然発見したので、プラハ旅行のついでに立ち寄ることにしました。Apple非公式の施設ながら歴代のアップル製品たちが美しく飾られた施設でしたのでご紹介します。

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Apple Museum

▲こじんまりとしたミュージアムですが、見応え十分。撮影自由です。

▲実際に触って動かせるMacintosh SEもあります。マウスがかわいい。

アップルの足跡プラス、「スティーブ・ジョブズが大好きすぎる人が作った」ことがよくわかるミュージアムでもありました。

館内のBGMはジョブズの演説

"Apple Museum"は観光客で一日中賑わうプラハの旧市街にあります。

目印はカラフルなリンゴ。アップル非公認の施設です。休日なしで、営業時間は10時から22時まで。入場料は大人290チェココルナ(約1300円)、学生220チェココルナ(約1000円)、子供135チェココルナ(約630円)です。家族割(大人2名に子供2名までで約2800円)もありました。(※2020年2月時点)

中に入ると、アップル創業時のプロダクトから「かつてアップルのピンチを救った電卓」まで網羅されています。私が行った時はずっとiPhone発表時のスティーブ・ジョブズによるプレゼンテーションが流れていました。展示品のごく一部を紹介します。

▲Apple I


▲Apple


▲後ろ側もしっかり見えます。

▲Apple

▲当時を知る人曰く「迷走してた頃のマック」もありました。

▲ずらり。

▲知らないものも、なつかしいものも、いっぱい。館内のネットワークにつなげるとブラウザ上で英語の解説が読めます。


▲ジョブズのサイン入りのiPod(2001)は、誇らしげにくるくると回っていました。

▲お世話になってます、iPhoneシリーズ。


▲日本では発売されなかったプロトタイプも。

▲40年近く経った今もピカピカ。どの製品も丁寧に飾られています。周辺機器もたくさんありました。

アップルミュージアムはスティーブミュージアムだった

展示されているのはアップル製品だけではありません。アップルと縁のあるアイテムも山盛り。よく集めたなー。

▲アップルの資金難を救った電卓。

▲ピクサーの株券。Appleだけでなくジョブズ本人にもめっちゃフォーカスを当ててます。というか、入った瞬間からジョブズでいっぱいなので、ここはジョブズミュージアムでしょう。


▲ジョブズが表紙を飾ったタイム誌たち。

▲ジョブズの卒アルもありました。いったい誰が提供したのでしょう。


▲いました。当たり前ですけど若いですね。


▲このジョブズ大好きコーナーは、ジョブズの定番ルックだったセントクロイのニット、リーバイスの501、ニューバランスも飾られています。そっとiPadが添えられているところに愛を感じます。


▲時計も。


▲ジョブズの愛車であるBMWバイクR60/2もドカンと展示されています。「ジョブズはアルコールを飲みませんでした」といった豆知識も。


▲ウォズニアックの卒アルもありますよ!でもやっぱり、ここの主はジョブズが超絶大好きなんでしょうね、すべての情報がジョブズ寄りです。

▲メンテ中なのか展示が空欄になっている場所にもなぜかアルバム。

ジョブズに合わせてカフェもヴィーガン仕様


展示を見た後はカフェで一休みしましょう。「ジョブズがヴィーガンだった」という理由でヴィーガン向けのドリンクが楽しめるカフェテリアが併設されていました。その名も"StevensFood"。こちらは入場券なしで入れます。注文カウンターではオリジナルグッズも販売中。

▲グリーンスムージーをいただきました。旅行中って野菜不足になりがちですし。

この博物館で展示されているアップル製品はすべて2012年で時を止めています。そのことの意味と、歴史ある美しい街にこの博物館がたたずむ価値をぼんやりと反芻しながらスムージーを飲み、お土産にピンバッヂを買いました。

▲アップルファンの方なら200%楽しめる博物館です。サイトには「アップルにまつわるお宝募集中!」というメッセージがあったので、寄贈も受け付けているようです。

なお、チケット購入の際に「Apple Payも使えますか?」と尋ねたところ「もちろん!」と力強く受付の女性が答えてくれました。隅から隅までアップルとスティーブ・ジョブズへの愛と尊敬でいっぱいの場所です。プラハ観光の際に、ぜひiPhone片手に訪れてください。