一日に温泉に何度も入るのはNG?上手な温泉の入り方をご紹介

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 火山国である日本には47都道府県すべてに温泉があります。古くから心と身体を癒やす場として親しまれていました。

「旅行といえば温泉!」という方も多いのではないでしょうか。せっかく温泉に入るなら、その効果効能をできるだけ高めたいもの。

そこで今回は、上手な温泉の入り方をご紹介します。

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■上手な温泉の入り方

温泉は心身に良い影響を与えることで知られています。正しい入浴方法を知って、安全かつ効果的に温泉を楽しみましょう。

●入浴前
入浴の15〜30分前に水分補給をしましょう。温泉に浸かったときに、発汗作用により血がドロドロの状態になって血圧が上昇するのを防ぐことができます。

お湯に浸かる前は、お湯の温度に身体を慣らし、身体の汚れを落とすためにかけ湯をします。足首からひざ、腰、手首から、腕、肩というように、心臓に遠いところから順に行うのがポイントです。


●入浴中
いきなり全身浴をすると、身体に負担がかかってしまいます。まずは半身浴で身体を慣らしましょう。半身浴には心身をリラックスさせる効果が期待できます。

湯船で身体が温まってから、身体を洗うのがおすすめです。古い角質が柔らかくなり、毛穴が開いてくるので、汚れを落としやすくなります。ただし、メイクはかけ湯の段階でオフしておきましょう。メイク汚れが開いた毛穴を塞いでしまうからです。

●入浴後
入浴後にシャワーなどで上がり湯をする人も多いかもしれません。しかし、温泉の薬効成分が洗い流されてしまうので、上がり湯はしないことをおすすめします。とはいえ、「酸性泉」や「硫化水素泉」などの刺激が強い泉質の場合、普通のお湯で洗い流した方が良いケースもあります。あらかじめ温泉の成分表と注意事項を確認しておきましょう。

お風呂上がりは、発汗作用により体内の水分が失われています。まずコップ1杯程度の水やスポーツドリンクを飲むことを心がけましょう。

■温泉は入る回数が多いほど効果があるの?

温泉に行くと、ここぞとばかりに何度も入浴していませんか。温泉に浸かると意外と体力を消耗してしまうもの。身体に負担がかかって、かえって逆効果になりかねません。

入浴回数は、多くても一日3回までにしましょう。入浴の合間はしっかり休憩をとり、しっかり水分補給してください。

また、温泉に入っている時間は、長ければ長いほど効果があるわけではありません。のぼせや湯当たり、湯冷めの原因になります。汗が出てきたり、動悸がしたりしたら、お風呂から上がって休憩しましょう。

特に42度以上の熱いお湯は、心臓や血管に負担をかけるので注意が必要です。2〜3分を目安に、さっと入ってさっと出ることをおすすめします。

【参考】
「温泉で注意すること(入浴編)」日本温泉協会(参照 2020-01-02)

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